同学会ラグビーチーム学部チームと激突
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使用後
同学会ラグビーチーム 学部チームと激突
自由学園 男子部教師室 ラグビー担当 蓑田圭二
この対戦が実現したのは、4月下旬頃に51回生の桑田博之さんからの電話がきっかけでした。私は、非常勤講師の時期も含めると自由学園に15年ほどお世話になっていますが、桑田さんとは全く面識も無く、突然の申し出に正直戸惑いの方が大きかったように思います。しかし、たまたま一授業科目として出会ったラグビーを当時こよなく愛され、今だにその熱情にうなされていらっしゃる方々が何人もいらっしゃるとのこと。また何より、桑田さんのチャレンジされる気持ちを意気に感じて、実現に向けて最大限お手伝いすることにしました。考えてみれば、これは部活動のOB戦とは違った貴重な試みでもありました。
学部で窓口になってくれたのは、4年生の加藤講太郎くんでした。彼もラグビー熱にうなされ続けている一人で、昨年度までラグビーの授業をティーチングアシスタントとしてサポートしてくれていました。しかし今年は授業などの関係でそれが叶わず、溜まりに溜まった熱を放熱する機会を常に窺っていましたので、彼にとっても“渡りに船”の良い機会でした。また、最近は卒業式前に“追い出し試合”と称して、学部生有志が熱をぶつけ合っており、そういう下地があったことも大きかったと思います。
7月7日(土)の当日は、うす曇で湿度も低いという絶好のコンディションの下、20分3本という形式で行われました。ご家族連れでいらした方や学部の大応援団(?)の参加もあって、グランド脇のベンチはいっぱいになり、在校生も含めて立ち見の人が出るほどの大盛況でした。結果は、19-24とOBチームがわずかに及ばず、学部生チームが辛くも逃げ切りましたが、OBチームが2点差まで追い上げたところで飛び出した、1年生の山下芳太朗くんが放った40mを超すドロップゴールは圧巻でした。
桑田さんによると、次回の対戦は12月8日(土)に予定されているそうです。ラグビー熱がまだ燻っていらっしゃる方は、万難を排して是非グランドにお立ち下さい。
同学会ラグビーチームの結成秘話
―桑田 博君(51)からのメール―
思い起こせば去年末突然ラグビー同好会で忘年会をしようと中村君の鶴の一声で飲み屋に10人ちょっと集まったのが最初でした。その時は冗談で企画したような物でしたが、3月に高等科あたりと試合をしようと。その後いつの間にか3月は過ぎそれでも試合をしようという気力は落ちず幹事役をまかされ4月の頭に簑田先生にお会いして相談して実現できる事となりました。
人数も意外と集まりましたし思ったより体も動いたし学部生に接戦でしたから皆満足で是非次回もという事になっているはずです。半年に一度みたいな定期的にできれば楽しいですね。今回参加できなかったメンバーもいましたから定期的にできるともっと集まりそうです。同学会ホームページにのせていただけるようなのでアナウンスをしておいていただけると幸いです。
写真を添付します。試合前と試合後です。皆さんとても良い顔で良い写真です。