1回生から7回生合同クラス会

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                         1回生から7回生合同クラス会
 1月5日(土)に男子部の創立期を知る1回生から7回生の合同クラス会が開かれた。この集まりは今回で17回を数えるが、今年は担当の堀江さん(4)の発案により男子部教師が同席させていただけることになった。明日館の食堂に集った22名の同学会員と8名の教師が対面する形で会は進行し、最初に堀江さんが次のように挨拶された。「この会の趣旨はミスタ羽仁の志や人物像を男子部に連なる教師の皆さんに正しく伝えることです。私達も高齢になったので建学の精神を伝えることも私達の仕事ではないかと思い、このような機会を作りました。今年度の同学会本部のテーマである『繋ぐ・繋げる』ことにも相応しい、将来に繋がる会にしたいと思います。」
続いて、まず教師でもある高橋和也君(40)から「ミスタ羽仁の研究」の話があった。ミスタ羽仁27才の時の「品性とは何ぞや」という文章にある「一人ひとりが神から与えられている個性を鍛錬すること」こそが、男子部教育の根幹として一貫しているのではないかと述べた。
 その後1回生から順番にミスタ羽仁の人柄などについてお話を伺った。「一人ひとりの個性をよく理解して伸ばして下さった」、「古武士のような英国紳士のような風格をもっておられた」、「実学を通しての実践的で高いレベルの教育が実社会でも役立った」、「自治については何も言わずによく聴いてくださった」など。それぞれとても貴重な話であり、ここですべてを取り上げることはできないので別に記録として残すことを考えた方が良いかもしれない。
 最後に鈴木康平部長(31)が「創立者の精神を身に着け、それを支えとしてこれまで生きてこられたことに感銘を受けました。ミスタ羽仁の意志、伝統をもう一度意識する必要を感じます。ミスタ羽仁が先を見越す洞察力と実行力に優れていたように、私達も先を見越し、今なすべきことを着実に実行していきたいと思います。」と締めくくった。このように貴重な同学会と男子部教師陣の豊かな交流の機会が、これからもさらに発展するようにと願いながら私は会場を後にした。
                                                   (D37:角田 望)

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