第5回委員会の報告
今年度最後の第5回委員会が3月8日(土)に明日館講堂で行われ、春を感じさせる暖かさの中、127人が集まりました。
礼拝では、司会の43回生の方が『友への手紙』より「音頭取り」を読み、3月という旅立ちの時に、それぞれの立場でよい音頭取りになれるようにと話されました。
最初に委員長から、十文字輝雄学園長が4年の任期を終えてこの3月末で退任され、矢野恭弘副学園長が4月より学園長に就任されることが伝えられました。卒業生会としては、十文字先生のお働きに感謝し、今後も学園の発展のために協力していきたいと話しました。
次に催し物担当の46回生が、「今年度の2つのコンサートは、明日館という場所を活かし、卒業生会としてふさわしい会を行うことができた。チケットの割当て販売はせず、協力会や同学会にも呼びかけて準備に当たり、ご協力いただいた。例年、催し物は大変と言われるが、何かをすればそれだけ得ることも多く、委員同士の心の通い合いを感じることもできた」と報告。明日館でのコンサートのシリーズ化を希望する等、当日のアンケートから参加者の声も紹介されました。
続いて会計から、「皆様の協力で、今年度も卒業生が働く福祉団体にクリスマス献金を送り、協力会にも寄付ができた」と報告があり、献金へのお礼の手紙が会場に掲示されました。
会報については、ミセス羽仁ご逝去50年特集に思い出の文章が多数寄せられたことへの感謝が述べられ、それを在校生や父母の方にも配ってミセス羽仁を知る一助としていただいたこと、今年度のような節目の際などにはカラー印刷も活用できるといい、との報告がありました。
昨年6月に卒業生会ホームページが開設されましたが、見る機会のない方もおられたので、スクリーンに大きく映し、皆で見合いました。トップページの春の桜、梅の土用干し、雪景色など懐かしい学園の四季の風景に、なごやかな一時となりました。
一年間を振り返って委員長より、初めて行ったホームカミングデイ、体制が変わった体操会食販売、ミセス羽仁・記念の年の卒業生大会、また委員の仕事の一部が事務係へ移行されたことについて報告がありました。(詳しくは、4月1日発行卒業生会報をご覧下さい)
そして、全体で今年度の委員を終えての感想を聞き合いました。
・卒業してからの人生の方がはるかに長いが、卒業生会の存在は心の拠り所になる。
・転勤で東京在住となって初めて委員をしたが、委員会の様子や思いを皆に伝えられたらと感じ、遠方に住む方にクラスの会計の委員を担当してもらうことにした。
・順番に委員をすることが難しい。負担にならないようにしたいが、よい面は残したい。
・実務の仕事にはついていなくても、上の年代だからこそ若い年代の方に伝えられるものを伝えたい。
・クラスの半数近くが88才を迎えた。外出が困難で委員をできる人も限られるが、学校が好きという思いでお引き受けし、電話、お手紙で全員の近況を知るようにしている。
最後に、家族ごとにお茶と食事部のクッキーをいただきながら懇談し、「野の花の姿」を歌って解散しました。委員会の前後には会場の一角で、クッキーと色とりどりのグリーティングカードのミニセールが行われ、盛況でした。
2008度の第1回委員会は、4月12日(土)に開催されます。(63回生 副委員長記)
(左)全体の報告、(右)ホームページの映写
(左)感想をのべる18回生、(右)にぎわったミニセール