「自由学園卒業生中部在住者の会」報告

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集合写真

「自由学園卒業生中部在住者の会」報告

6月22日(日)「名古屋友の家」にて「自由学園卒業生中部の会」が行われました。
会は正午より始まり、食事の前に自由学園から矢野学園長、女子部卒業生会委員長の広瀬いづみさん、同学会本部委員より郷田(D38)がスピーチをし、これ以上お弁当のお預けはそろそろ限界という頃、同学会本部委員会より出席した村山君(D38)の黙祷により食事が始まりました。
食事の後、大塚さん(D2)よりお話があり、先生ご夫妻がご結婚時にミスタ羽仁の自書でご本人から直接頂いたという漢詩「陶淵明の園田帰居」をお持ちになり、ミスタ羽仁の思い出を語られながら、先生の愛されたという詩をご披露くださいました。その後、朝枝道子さん(J23)のピアノ演奏がありました。お茶と手作りのお菓子をいただきながら、高知県土佐清水を拠点に楽器を手作りしその指導・演奏活動を全国で行っておられる泉谷さん(D36)と名古屋在住卒業生有志の方々による合奏、三名の方から名古屋に於ける友の会と幼児生活団に関するお話、そして参加者全員から一言のご挨拶と盛りだくさんのプログラムで、あっという間に終了予定の4時を過ぎてしまいました。

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合奏をされる有志の方々

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お話をされる(D2)大塚さん

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ピアノ演奏をされる矢野学園長

夜の部は夕方5時から、友の家とはガラリと雰囲気のちがう5分ほど離れた「レストラン小川軒」にてブッフェ方式の歓談でした。勿論ここでは乾杯にて会を開始し、矢野先生のピアノ演奏やそれに丸山さん(D35)、泉谷さんも加わった即興合奏もありました。新幹線の時間を気にしつつ筆者は名残惜しくも途中で失礼しましたが、名古屋の夜は皆さんの語り合いで延々と更けていった事でしょう。
表題にあるように、これは「同学会」、「卒業生会」の集まりではなく、まさに中部東海地方に在住の「自由学園を卒業した方々の集まり」で、ご家族の参加もあり老若男女総勢約60名でした。あいにくの梅雨空でしたが、なんとも和やかな温かい雰囲気の中、時が豊かにゆっくり流れていった一日でした。
会を企画してくださいました、石川さん(D36)、丸山さん(D35)、杉江さん(J54)、外園さん(J56)、そしてご協力をいただきました名古屋友の会の方々には、この場を借りて御礼申し上げます。

(報告:D38郷田)

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