第3回委員会の報告
第3回委員会は9月13日(土)、明日館に125名が集まって行われました。
礼拝では讃美歌298番を歌い、司会の方が『友への手紙』の中から「健全分子」を読んでくださいました。昭和21年にミセス羽仁が書かれた文章ですが、今も決して古びることはなく、私たちの暮らしや社会が健全であるかどうかを問われているように感じました。
今回はまず、委員長より「評議員選出について」の報告がありました。前回の委員会では評議員とは何かを説明していただきましたが、その後、各クラスから56通の推薦状が集まり、候補者数は前回(4年前)の倍に上ったということでした。10月25日にはこれをふまえ、選出委員会による選挙が行われます。
続いて会計の係から、本年度の卒業生会費は全クラス納入が完了したとの報告。
その後、体操会の売店について、食糧部の石川先生からのお便りが読み上げられました。体操会の歴史をひもとくと、大正15年には「お弁当とサンドイッチ」、昭和4年には「ライスカレー、松茸ごはん、ゼリー、おしるこ」など、お客さまに喜ばれる食べものを提供してきた記録があるそうです。長い間その仕事は新卒業生が行ってきましたが、近年卒業生の減少や衛生面の規制強化で難しくなったため、昨年より学部生中心の販売となりました。石川先生からは「去年に引き続き学園が責任を持ちますが、販売のお手伝いを卒業生会にお願いしたい」とのご依頼でした。今年は85、86回生がその任に当たります。
次に、10月18日の卒業生大会に向けて、実務リーダーからの報告が行われました。出欠ハガキの締め切りが数日先のため、参加人数は未定ですが、「心のこもった会になるよう、よい準備をしてのぞみましょう」との呼びかけがありました。今年の節目のクラスは6のつくクラスで、16、26、36回生には女子部の食堂へのご招待があること。また、記念講堂では学園の食をテーマにした展示をご覧いただけること。学部の食堂でお茶の会が開かれ、ミニセールも行われるとの報告がありました。
最後は、家族ごとに話し合いの時間をもちました。家族長からの報告をうかがうと、世代によって話題はさまざま。上のほうの学年では、学園への醵金やこれからの卒業生をどう受け入れていくかなどが話題となり、実務が忙しい中堅以下の学年は、大会での役割分担やクラス委員の選出方法など、なごやかに意見交換が行われたようです。
委員会終了後も、節目のクラスや実務係が集まり、大会のための熱心な打ち合わせが続いていました。
次回の委員会は12月6日(土)に開催されます。
(64回生 副委員長)
この5月末に「全国友の家・東京第一友の家」が竣工。6月の委員会の後に、みなで見学させていただきました。(写真提供:東京第一友の会)
左・新友の会玄関
右・玄関北側
左・明日館から見た 新友の家北側
右・婦人之友社屋上から