九州卒業生会 報告

九州の今年の卒業生会は、11月2日(日)、佐賀県武雄市武雄温泉の「京都屋」にて、同学会と合同で行われました。「京都屋」は、大正浪漫の薫りにつつまれた明治43年創業の老舗旅館で、男子部41回生・女子部61回生の前田さんご夫妻が経営しておられます。
今回は、九州卒業生会としては初めてのお泊まり会でした。気持ちの良い、肌がすべすべになるお湯につかりながら、自然に寮生活を思い起こすひと時を過ごしました。

自由学園から、男子部・辻村先生、女子部・梶野先生が、九州父母会後にご参加くださいました。また、昨年卒業生会委員長だった53回生・幼方さんも妹さん(58回生・高橋さん)と共に参加してくださり、出席者は23回生から78回生まで18名、同学会8名でした。

先生方より、最近の学園の様子をスライドを見ながら説明していただき、懐かしさと、つねに変化成長している現在の生徒たちの力強さを感じました。
皆さまからは、遠い九州から時間をかけて自由学園に入学した頃の想いや、卒業後も『同志 同学 同行』の友として、それぞれ家庭・社会で、予定生活・段取りなど、学んできたことを生かしつつ生活をされているご様子が、報告されました。

卒業生として、自由学園とのつながりをこれからどうしていったらよいか、学園の発展に協力するには何をすべきかなど、深まりゆく秋を感じながら夜おそくまで歓談いたしました。
時にはこうしてゆっくりと深く語り合うことも楽しく有意義だったと思います。一方、若い卒業生には、お泊まり会はお子様などご家庭の事情や経済的な負担もあり、懸念される一面もあるようです。今後さらに世代をつなげていくために、広い年代の方々の立場をよく考えたお集まりをしていきたいと思います。

52回生 淵

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左・辻村先生、梶野先生から学園の報告を伺う
右・全員そろって

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