2009年度 自由学園卒業生中部在住者の会 開催

2009年度 自由学園卒業生中部在住者の会 開催

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夏の気配が強く感じられる様になった6月14(日)名古屋友の家にて2009年度自由学園卒業生中部在住者の会が開催された。
出席者は同学会24名、卒業生会24名とそのお子様やご家族。開始前から懐かしい顔を見ては話が弾む。12:00より石川さん(D36)杉江さん(J54)の司会で開始、昼食や軽食を取りながら、本部委員やゲストの方々のお話が続いた。同学会本部からは、上関(D39)坂本(D39)が出席、上関より本年度同学会の運営方針等の報告がなされた。

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卒業生会からは、卒業生会委員長末元さん(J55)からの手紙を同じクラスの方が紹介され、学部が共学になって、これからは今以上の同学会と卒業生会の連携が増える中、自由学園卒業生中部在住の会が合同で行われている事は先進的なことと書かれていた。江村さん(J47)から岡崎友の会の活動について報告がされた 
東京からは矢野学園長(D26)、中村先生(D36)、有賀明日館長(D36)、が参加。学園長からは、自由学園の近況報告と学部の状況に関し報告が有った。学部の状況に関しては、共学化後の実態が良く解らないとの意見が有りそのリクエストに答えたもの。中村さん(D36)からは、総合企画室に於ける生徒を増やす為の取組みについて、有賀さん(D36)から収益事業としての明日館の運営についてビデオ紹介も含めて話をして戴いた。
参加最年長の大塚さん(D2)からは・中部同学会員の企業内での活躍の様子・那須農学塾時代に体験した色々な思い・専門家を育成しない自由学園教育の課題と目指すべき姿等、含蓄の富むお話が披露された。

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合間には中部地区で活動されている「木と音の会」の方々とバイオリニスト岩崎さん(J56)を迎えての演奏や消費経済研究部の扱い製品の紹介、工芸研研究所製品の販売などもなされた。

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「男子部賛歌」「野の花の姿」をお互いに声高らかに歌い上げ集合写真を撮って、多田さん(D22)から閉会のお言葉を頂きある意味おごそかな雰囲気での昼の部が終了した。
17:30より近くのレストランで卒業生会の方も含め夜の部を開始。学園長も時間が許す限り参加され、また違う雰囲気で杯を交わし合った。夜の部では、三重県でキリスト教精神に基づき、全寮制で農業者の育成を目指す学校「愛農学園高等学校」の経営に携わっている佐々木さん(D52)からその学校の紹介もなされた。皆興味を持って聞き入っていたのが印象的であった。名残惜しい雰囲気の中、21:00過ぎには解散、帰路に着いた。

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全体を通して、今自由学園が直面する色々な課題、それをどの様に解決すべきか等の示唆に富む話が多く、参加者皆自由学園に対し真摯に思いを巡らせたであろうと感じた一日であった。
幹事の石川さん(D36)より中部在住者の会の案内に関して返信の無い方も多くいたこと等、参画意識に改善の余地が有る旨の指摘が有ったこと、また、来年からの幹事は佐藤さん(D40)へ変わります。今回来られなかった方も来年は是非顔を出して下さい。
最後に、斎さん(J56)を中心に準備から後片付けまで、ご尽力くださいました卒業生会の方々大変御苦労さま、そして、どうもありがとうございました。

(報告:D39上関)

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