第2回委員会 報告

6月27日(土)、明日館講堂に120名が集まって2009年度第2回委員会が行われました。梅雨の合間のよく晴れた暑い日でした。

はじめに、今年度より自由学園女子部部長に就任された近藤正美先生に、礼拝をしていただきました。「御心のままに、祈り、受けること」と題して、内村鑑三の”聞かれない祈り”を引かれ、「私たちの祈りが聞かれないという時、実は祈り以上のものが聞かれている。神様は私たちが祈り求めること、思うこと以上を聞いておられるのである。私たちに必要なものは必ず与えられる。しかし、前もって与えられるのではなく、必要な時に与えられるのである」と話されました。
引き続き、近藤先生に女子部の近況も伺いました。「昔男子部の教師をしていたとき、顔や名前を知らない女子部の生徒を外で見かけても、彼女は女子部の生徒だな、とわかるような品格があった。現在は薄れているかもしれないが、女子部の持ついい雰囲気はまだ残っていると思う」とのお話には、大きく頷く姿が見受けられました。

次に、「卒業生の女子部訪問」について、報告がありました。これは、自由学園の一貫教育を修めた卒業生が、どのように社会で活躍しているのか、女子部の生徒たちに具体的に紹介する機会として、今年度から卒業生が女子部を訪問、昼食を共にし、自身の経験を話す企画です。5月16日に第1回目の訪問とスピーチ(65回生)が行われました。生徒たちは熱心に耳を傾けていたそうです。委員会前日の6月26日には第2回目(76回生)も行われ、これからも月に1度のペースでつづけていく予定です。
6月に総会のあった協力会は、会費を集めるだけでなく様々な催しを行っています。今年度は新たに「自由学園フェスティバル」を11月23日に開催、その中のバザーの計画に、女子部卒業生会からの参加を打診されています。クラスでも、個人でも、興味のある方はぜひ!との呼びかけがありました。

さて、再来年に自由学園は創立90周年を迎えます。総合企画室内の「90周年計画グループ」ではその準備が始まっており、90周年事業(キャンパスの整備、施設建設などの有形資産に限らず、人材育成、文化事業の展開など無形資産の形成について)、また式典で祝辞を述べていただく方について、卒業生からも具体的なアイディアを募集しています。クラスで意見をまとめる必要はなく、個人の意見でもよいそうです。
締切は8月20日、宛先は以下の通りです。

〒203-8521
東久留米市学園町1-8-15
自由学園総合企画室・90周年計画グループ

Fax :042-422-1094
mail :sk@jiyu.ac.jp

最後に、秋に予定していたC.W.ニコル氏の講演会が中止になったことの経緯について、委員長と催し物の係から報告がありました。日程、経済など様々な理由で残念な結果となり、委員会として申し訳なく思っています。48・49回生からは、今後の催し物のあり方についての提案があり、それを受けて家族ごとに集って話しました。今年度、委員会でよく話し合って、改善案を出していきたいと考えています。

次回の委員会は9月12日(土)です。
(65回生 副委員長)

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左・委員会受付け
右・近藤先生による礼拝

 

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