九州四国卒業生会報告
九州四国卒業生会報告
九州四国卒業生会の集まりは、8月8日(土)夕方に、井田史郎さん(D35)のお声掛けにより、矢野先生、本部委員会より上関副委員長、山本と九州在住の同学会員あわせて10名により、福岡中洲での懇親会から始まりました。九州の旨いものを堪能しながらの酒宴は、夜遅くまで続き、懐かしい先輩との再会、初対面の若手とも杯を傾けながら共に語り合う楽しい夜となりました。
翌8月9日(日)には、福岡市内の大濠公園にあるフレンチレストラン・花の木において、同学会11名、卒業生会24名のあわせて35名が集まり、九州四国卒業生会が開催されました。
はじめに、矢野恭弘学園長(D26)より自由学園の近況報告が行われ、学園も少子化に伴う学齢児童減少の影響を受け、生徒数が定員割れするなど厳しい状況にあることが報告されました。
引き続き、同学会からは上関俊也さん(D39)、卒業生会からは末元眞理さん(J55)がそれぞれの活動方針や近況などを説明され、特に学部の男女共学化に伴い、同学会、卒業生会がより一層の連携を必要とすること、同じクラスながら男女それぞれが違う卒業生会に所属するという状況に、どのように対応していくかも今後の課題であると報告されました。
その後には、九州一円から参集した卒業生一人一人から、ご自身の近況や学園での懐かしい思い出が語られました。特に、最高齢91歳の村山たえ子さん(J16)からは、羽仁両先生の壮年期であった時期に全国各地で生活合理化展が開催され、学園が最も活発な時期であったことなど、当時の在校生の様子などをお聞きすることができました。
会の最後には、同学会、卒業生会それぞれに分かれて寮歌が斉唱され、全員での記念撮影のあと、来年の再会を約束し名残を惜しみつつの散会となりました。
なお、今回の卒業生会の開催にあたっては、井田史郎さん(D35)、小森昌子さん(J54)など九州在住の卒業生には、たいへんお世話になりました。この場を借りて心からの感謝を申し上げたいと思います。
(D40 山本記)