中国地方卒業生会 報告
今年のお集まりは、婦人之友社から編集長の野上さん(43回生)と雪山さん(52回生)をお迎えして、8月5日に開催しました。
お二人は、8月4日の広島友の会平和例会に招かれて来広され、6日の平和記念式典に出席を希望されており、それまで広島に滞在されるとお聞きし、ぜひご一緒に集まりを持ちたいと願いました。真夏の平日ということもあり、出席は広島県在住の9名、同学会より1名、合わせて12人でした。前日の広島友の会平和例会にも、2名の方(広島友の会会員を除く)が出席してくださいました。
今年の集まりは、8月4日の平和例会から6日の原爆記念日まで、平和の祈りに包まれた広島の地で過ごされるお二人の気持ちに沿ったものにしたいと思い、昼食会のあと、放射線影響研究所の見学をしました。 この研究所は、60回生の渋川さんが勤めておられ、原爆投下直後から放射線の医学的研究を続けている日米共同の研究所で、ちょうど8月 5日・6日にオープンハウスが開催されていて、お時間のある方はご一緒に見学しました。
昼食会では一人ひとり自己紹介の後、27回生の田中さんが戦争体験を話してくださいました。それぞれの時代のお話を伺えるのは、長い歴史のある学園ならではと思います。地方ではなかなか顔を合わせることができませんが、細くても卒業生として協力の気持ちをつなげていきたいと願っています。
50回生 長谷川
左・会食の後に
右・放射線影響研究所の見学