那須農場キャンプ報告
那須農場キャンプ報告
去る9月19日(土)~20日(日)の2日間、同学会主催による『第4回那須農場キャンプ大会』が開催された。昨年同様に、直前まで台風接近による天候悪化が心配されたが、イベントにかけるスタッフの思いが天に通じたのか、今年は突き抜ける秋晴れの中、卒業生・在校生の26家族を含む、大人55名、子ども40名の総勢95名が那須農場に集まった。
今年のキャンプ大会は、スタッフと参加者全員が何らかの役割を担う全員参加型の運営を目指した。初日昼には、子どもたちは蛇尾川で石拾い、大人たちはバーベキュー、キャンプファイヤ、星空ライブなどそれぞれのグループごとに分かれて準備作業を進めた。その結果、参加された方もイベントに主体的に関わることができ、本部スタッフもイベントを楽しむ余裕が生まれ、あわせて予定よりもずっと早くスムーズな進行ができた。
(トラクターで農場内散策)
(キャンプファイヤ準備)
(キャンプファイヤ ばっちり完成)
(夕食準備)
(テントサイトの様子)
(リハーサルの様子)
(バーベキュー開始)
(バーベキュー)
夕食をすませた後、すっかり日の暮れた宿舎前の中庭でキャンプファイヤの灯が点されると、トラクターにつながれた荷台の特設ステージもライトアップされ、ジャズピアニストの羽仁知治君(40回生)とJunSkyWalker(s)の宮田和弥君(44回生)、小林雅之君(44回生)が登場、プロミュージシャンのコラボレーションによる星空ライブが幕を明けた。
そしてステージ上では、「Let’Go Hibari-hills」などの懐かしいヒット曲が次々と演奏され、矢野先生や卒業生がステージへ飛び入り参加する場面もあった。
また、羽仁君のピアノ演奏中には、まるでこのステージのために準備されたかのように、ステージ後方の蛇尾川に偶然に大きな打ち上げ花火が上がり、ステージに素敵な花を添えてくれた。
(星空ライブ)
(飛び入りする矢野学園長)
翌朝5時半からは、農場スタッフの協力を得て、牛の乳搾り、さつまいも掘り、バター作りなどの農場体験が行われた。また朝食後には、前日子どもたちが蛇尾川で拾った石と農場内で使う立て看板に思い思いのペインティングが施された。
(乳搾り)
(さつまいも堀り)
(バター作り)
(朝食)
(石のペインティング)
(看板ペインティング)
そして、昼前からは参加者全員で会場となった那須農場内を一斉に片付け、特設ステージ前で集合写真を撮り、惜しまれつつ来年のキャンプでの再会を約束し、それぞれに家路についた。
今年で4回目となったキャンプ大会は、歴代のイベント運営メンバーが毎回知恵を絞りながら、少しずつその内容を充実してきた。今年は、羽仁君、宮田君、小林君の協力を得て、星空ライブという新しい試みにも挑戦、参加者にも大いに楽しんでいただくことが出来た。
イベント企画室メンバーは、今年のイベントの成功を踏まえて、来年に向けてまた新たな準備を始めようと話している。私たち卒業生にとっては、那須農場は厳しかった労働や合宿の思い出がいっぱい詰まった青春のフィールドである。
その那須農場を、卒業生と在校生がもっともっと触れあい語り合える場として活かしていくには、今後同学会、卒業生会、協力会そして在校生が共に連携しながら、積極的に関われることが重要である。是非、来年もより多くの卒業生と在校生が参加してくれることを期待したい。
2009年9月30日
報告:山本 修(D40)