新入会員合同歓迎会報告
新入会員合同歓迎会報告
2010年3月23日(火)、新たに自由学園を卒業した同志を迎え、卒業生会との合同歓迎会が竹橋にあるレストラン・アラスカにて催された。
今年度の卒業生は4年課程34名(うち男子22名)、2年課程が10名であり、5名の欠席者を除く39名が集った。皆、長年学んだ学園を卒業した喜びに満ちた顔で、溌剌としていた。
18時30分より開会、同学会・卒業生会を代表して山下和彦同学会委員長(D39)から「困難もあるが、ここにいる諸先輩を頼りにしてもらいたい。変化を進化ととらえ、よりよい社会を作ってゆけるよう頑張って欲しい」との力強い激励の言葉とともに挨拶した。
続いて、新会員である男子部66回生が中等科入学時の6年生である石橋憲さん(D61)からのメッセージが、新井素也副委員長(D39)より披露された。残念ながら61回生は都合がつかず出席者はなかったため、代読ということになったが、前日の卒業式には数名の61回生は参列していたようで、そこでも心温まる交流があったと思われる。また、上澤佑基さん(D64)、柳沢さん(J83)からもお祝いの言葉が述べられた。
上澤佑基さん(D64)
新卒業生の紹介で名前が読み上げられた後、宮嶋有輝さん(D66)、和食さん(J88)から、それぞれのクラスを代表して挨拶があった。とりわけD66回生は途中でやめてしまう人が多かったこともあり、「一緒に卒業できたことではなく、ともに入学できてよかったと言いたい」という宮嶋さんの言葉が印象的であり、クラスの絆が強く生きていることが感じられた。
(宮嶋有輝さん)
その後、今年度をもって最高学部長を引退される鈴木春男先生と次期最高学部長に就任予定の大貫隆先生が紹介され、それぞれ労いと励ましの拍手が送られた。
(鈴木春男先生(右)と次期最高学部長に就任予定の大貫隆先生)
次期同学会委員長の佐藤祐一さん(D40)による乾杯の音頭から懇親会が開かれた。会場のあちらこちらで新卒業生と歓談する姿あり、卒業生同士で懐かしい話を咲かせる姿あり、と非常に活気に満ちた会となった。
途中で羽仁知治さん(D40)によるジャズピアノの演奏があり、静かに演奏に耳を傾ける人が多かったのもまた、音楽教育にも力を入れてきた自由学園の卒業生ならではの姿だったのではないだろうか。
1時間半にわたる懇親会の後、次期卒業生会委員長の永井さん(J56)のお祈りがあり、全員で「かかげよ旗」を合唱。さらにリクエストのあった「男子部讃歌」も斉唱した後で、毎年会場を快くご提供くださっている望月豊さん(D8)からご挨拶を頂いた。まだ熱気も冷め遣らぬ20時30分、散会となった。
(望月豊さん)
本会には新卒業生39名、同学会会員99名、卒業生会会員33名、招待教師5名の合計176名の出席をいただいた。
新たに同学会会員となった22名の今後の活躍を祈念するとともに、5月22日の同学会総会で再会できることを期待している。
広報室 中林智(D60)
歓談風景
今回が第三回目となる合同歓迎会開催となりました。
幾つかの課題はありますが、新学部10年目となる合同歓迎会終了後に卒業生会から本部委員宛に頂戴したメールをご紹介いたします。
同学会の皆様、
昨日はお疲れ様でございました。
皆様がたの行き届いた準備と、昨日においては万全な気配りの中で、私たち委員長3人は、よく食べ、色々な方とお話をし、楽しませていただきました。
会場内に同学会の方と卒業生会の人が入り混じった輪がたくさんできており、お話がはずんでいる様子が伺え、和やかで暖かい雰囲気でした。
新卒業生をお迎えし、あのような形で会の初めにスピーチができたのも、とてもよいアイデアだったと思います。
女子部の卒業生からも、「和やかなとてもよい会だった」という声が届いてます。
司会をしてくださいました、山本様、赤木様、お二人の息のあった進行で会を盛り上げてくださりありがとうございました。
(ゆっくりお食事もできなかったことでしょう。お疲れさまでした)
皆様のおかげで、この歓迎会を無事に終了でき心から感謝しております。重ねてお礼申し上げます。
卒業生会委員長 55 野田