第5回委員会 報告
2009年度最後の委員会は3月6日(土)に行われ、小雨の中131人が明日館講堂に集まりました。
礼拝は讃美歌・27番、聖書・マルコによる福音書2章21~22節。司会の家族長が著作集「若き姉妹に寄す」より「新しい革袋」を引用しながら、「創立者の影を追う、学生時代を懐かしむだけの古い革袋であってはならない。認め合い、信頼して、生涯にわたり成長し合うお互いでありたい」と卒業生会に対する思いを心を込めて話してくださいました。
最初の議題は、今後の催し物について。今年の体験とこれまでの話し合いの上に、新しい企画実行方法を委員長が提案し、質問や議論を重ねた後、委員会の催し物担当クラスはいったんなくすことを決めました。今後の企画実行方法についてはさらに検討する、卒業生会としてよい企画を出す道は残していきたいなど、今年度委員会として合意しました。
次に各係から今年度のまとめが報告されました。「卒業生の女子部訪問」は1年で7人のスピーチが実現、好評につき来年度も続けられる見通しです。会報は、年度末・年度初めの号を新旧の係が合同で編集、5月末に発行する予定です。ホームページは、若い方に運営委員に加わってほしいと呼びかけがありました。ミニセールは始めて4年になり、参加クラスも増え、卒業生同士のよいつながりの場となっているようです。託児は今年も委員会の間、友の家の託児室をお借りして行ってきました。各クラスが受け持ち仕事をきちんとしてくださり、委員会活動が円滑に進められ、うれしいことでした。
会計からは、クリスマス献金で卒業生が関わっている10カ所の施設へ寄付できたことなど、報告がありました。
自由学園の最高学部が共学・4年制になって10年。「高等科の修了生を、同じ女子部の教育を受けた友として私たちの会に迎えるためにはどうしたらよいか。この重要な事案を来年度委員会に申し送るので、今年度委員の方々にもぜひ知恵を出していただきたい」と委員長から呼びかけがありました。
この日は自由学園理事長の市岡揚一郎氏がご出席くださり、会の後半にお話をうかがいました。学園の様子をスクリーンに映しながら、90周年記念事業について説明があり、質疑応答の時間には、生徒数、資格取得についてなど、お考えをうかがうことができました。(詳しくは次号の会報に掲載します)
お茶とクッキーをいただきながら、一年間の感謝とともに会を終えました。
(65回生・副委員長)