九州同学会報告

九州同学会報告

１１月３日秋晴れの清々しい天気の中、ホテルニューオータニ博多にて九州同学会会が行われた。前日、幼児生活団の試験を終えたばかりの矢野学園長もお越し頂き、井田達郎さん（２７回生）の乾杯音頭と共に、久しぶりにお会いした方々との有意義な時間が始まった。その後、父母会を終えた蓑田先生、咲花先生、渡辺先生、井田史郎さん(３５回生)も合流し、全員が集合。
自己紹介を兼ねた近況報告では、井田達郎さん（２７回生）が九州でキャプテンとして学園入学を側面で援助していることや、来年カナダの大学で挨拶する事になり英語でスピーチを行う事を楽しみにされていると話された。
矢野学園長からは、女子部の学部進学が少なくなり、生徒の人数が減少したが、自由学園らしさを失わない教育を続けるという、力強いお言葉を頂いた。
卒業生会からは、新卒業生田畑香織さん（８０回生）の自己紹介や、福岡友の会では子供が集まらず、大変であること等を話された。
同学会会員は７名、卒業生会会員は鹿児島、熊本等九州一円から２１名の出席であった。
雑談の中では、我々世代が知らなかった戦時中の話や、学園まで上京するには３６時間かかっていた当時の話を聞き、改めて学園の教育を受ける事の尊さを感じた。
その後別室に移り、在校生の続木さんと谷川さんが作曲されたＪＡＺＺの調べに乗って男子部、女子部の一日と題した写真画像を拝見し、今も脈々と引き継がれている懐かしい学園生活や若き世代の一面を垣間見ることが出来た。来年は、井田達郎さん（２７回）の発案で、新幹線が鹿児島まで開通するのを機に、鹿児島でお会いする事を提案され、閉会となった。　今回、前夜より有志だけの集まりや当日の運営等、井田さんご兄弟には多大になるご支援を頂きました。この場を借りて、厚く御礼を申し上げます。
同学会参加者
２７回　井田達郎、３５回　井田史郎、４０回　上重一夫、４０回　宇佐川厚、
４０回　高鳥忠雄、４０回　樫本隆二、６４回　雨谷　玄
矢野学園長、咲花先生

Ｄ４０回生　樫本　隆二

＜九州同学会の集合写真＞