中部在住者の会 報告
去る7月17日、今年も矢野学園長をお迎えして、同学会と合同で名古屋中日パレスに集いました。卒業生会は24回生から84回生までの20名、同学会は19名の参加でした。まずは東日本大震災で犠牲になられた多くの方々のために、皆で心静かに黙祷を捧げて会を始めました。
矢野学園長には、最近の学園の様子をスライドを使ってお話しいただきました。また震災時の様子や被災地支援のための生徒達の取り組み、友の会と力を合わせて働きかけている様子もお聞きしました。同学会からは被災地で写してこられた写真の数々とその様子を、友の会員からは心のこもった手作りの品物を被災地に送っている様子などをうかがい、皆がいろいろな形で被災地に心を寄せ、例え小さなことであってもできることをすぐに行動にうつしていることを本当に頼もしく思いました。
また、今回は同学会の方のお骨折りで、約30年前の学園の様子や、さまざまな行事の映像を見せていただくことができ、羽仁恵子先生や赤木英哉先生の懐かしいお姿に、会場から思わず声があがる場面もありました。時代の流れと共に変わっていくもの、また決して変わることのない大切なものを皆が改めて感じたひとときだったように思います。
それぞれ学園で学んだ時期はちがっても、参加者全員が同じ幹に連なっていることを心強く、また慕わしく思い、今後もこの会が卒業生のよき繋がりの場となりますようにと願っています。
(58回生 磯輪)