自由学園北海道の会

自由学園北海道の会

4月29日(金)、小雨がぱらつく中、自由学園北海道の会が開催されました。
会場となったのは、吉島久晴さん(36)が経営されている札幌のワインバー「ランス」。
この日にあわせて東京から来られた方も含めて同学会13名、女子部卒業生会13名、お子様4名が参加し、学園からは男子部の小林先生と女子部の星住先生が午前中に行われた北海道父母会に引き続き出席され、総勢32名のにぎやかな集まりとなりました。
今回で35回目となるこの会には、幹事である加藤英雄さん(29)は完全出席だそうです。

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新年総会でお贈りした還暦お祝いの品であるベレー帽とマフラーをご披露された加藤英雄さん(29)



小林先生は、生徒たちは小遣い帳をつけての予算生活に励んでいること、学校説明会を毎月のように開催し生徒も含めて広報活動にも力を入れていることなどの報告をしてくださいました。
私からは、同学会の今年度のスローガン 「学校へ帰ろう。あの頃をさがして、思いを次の世代へ」を紹介し、遠く離れた北海道からでも思いを馳せればいつでも学校に帰ることは出来ると思う、とお話しました。また、本部委員会の方針の中で震災復興支援室を立ち上げ最重要課題として取り組むことを案内したところ、幹事の加藤さんから、「北海道の会から、義捐金をお送りする」との思いを込められたお言葉を頂戴いたしました。
その後、多くの方がご自身の近況や学園への思いを語られ、北の大地のスケールの大きなお話しにも花が咲きました。
会場であるランスを経営されている吉島さんは普通科の時に他の学校に移られたそうなのですが、今でも学園とのつながりをとても大切にされていらっしゃいます。
また、私個人としては、普通科2年の時の室長である高宮広土さん(37)と実に35年ぶりに思いもかけずお会いできた事に、感動いたしました。
新得共働学舎のおいしいチーズもいただきながら大勢で囲む食卓は、温かく笑顔にあふれたものでありました。

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