第4回委員会報告
第4回委員会は12月3日(土)、115名が出席し行われました。
礼拝のお話はD家族47回生・亀田さん(讃美歌:90番・98番、聖書:ヨハネによる福音書第3章16~21節)。東日本大震災をはじめ災害が相次いだが、その一方で、誰かの役に立ちたいと思う人が大勢いること、協力の大切さを実感した1年であったとお話しくださいました。
おもな報告は次の通りです。
◆秋の行事を振り返って
体操会販売は、卒業生会から44人が参加し、晴天の中、学部生と共に、気持ち良く働くことができました。卒業生大会については、雨天にも備えたきめ細かな準備により、無事、和やかな会となり、委員長からは、学年を越えて、よい交わりができたこと、実務リーダーからは、次年度に生かせるよう、よかった点、反省点など具体的な報告がありました。南沢フェスティバルは、卒業生会から14クラスが参加したセールが大変好評でした。しののめ寮にて、初めて開催された卒業生による作品展については、次回を期待する声も寄せられ、盛況であった様子が伝えられました。
◆会計より
協力会への寄付金となるクラスごとの醵金、卒業生が関わる福祉施設と自由学園図書館で役立てられるクリスマス献金について報告されました。
◆災害支援について
義援金は11月末で受付を終了しましたが、3月までは口座に据え置き、卒業生会として継続的な活動ができるよう用途を検討したうえで、再度SKC(震災救援センター)にお送りすること、現地の卒業生、友の会からの依頼があった場合、必要な品を義援金から購入することが、委員会で承認されました。卒業生会のボランティア登録数は現在12人。11月には登録者の1人でアメリカ在住の37回生・高山さんが一時帰国する機会にクラスの有志10人が集まり、被災地に送るための「ねこ半纏」を4日間で23着作成したことが報告されました。ボランティア登録者としては、初めての活動になりました。37回生のクラス委員からは、「力を合わせたからこそできた作業で、私たちも笑顔と元気を得ました」との報告がありました。委員会後、若いクラスの委員より、37回生委員へ、ねこ半纏の作り方について質問がされ、37回生委員がていねいに答える姿が見られました。
被害を受け、お困りのことがある方は、クラス委員または、委員長までご連絡ください。
◆就職支援の状況
就職支援委員からは現時点での4年生の就職内定状況、若い卒業生を中心とする就職支援委員がマンツーマンで学生にアドバイスなどをしている活動内容が報告されました。卒業生会の方たちには、引き続き就職先のご紹介をお願いします。また、模擬面接、エントリーシートの添削やメールでのアドバイスなど、可能な範囲でお手伝いいただける方がありましたら、就職支援委員までお知らせください。
◆90周年記念事業募金について<90周年募金委員より>
募金期間は中間点を過ぎ、卒業生会は、目標額の77%を達成していますが、引き続き多くの方の参加をお願いします。来年6月9日の協力会総会の日には、上智大学名誉教授、アルフォンス・デーケン先生の講演を予定しています。先生は「死生学」と「ユーモア」について日頃から講演を行っていらっしゃいます。講演会は募金委員会主催で、自由学園記念講堂にて開催され、入場料は1500円です。詳細につきましては、2月にお知らせいたします。
◆催し物について<55回生 コンサート実行委員会より>
最初に、卒業生会の催し物は、企画をした卒業生が主催し、卒業生会が後援をするという形をとることになった経緯について報告がありました。このような形の第一回目の催し物として、55回生コンサート実行委員会主催の、「ベーゼンドルファーの音色でたどる心の風景」と題したピアノコンサート(演奏:55回生・谷口さん)が、5月19日、明日館講堂にて開催されます。(チケット発売開始日は2月20日。詳細は2月に学園新聞と同送されるチラシをご覧ください。)
後援を受けた催し物は、実行委員の申し入れにより、卒業生会のホームページに掲載されます。
◆幼児生活団・通信グループより
卒業生の指導者4人がいらして、70年の歴史をもつ、楽しみながら生活の基礎を身につける幼児生活団の教育は、週5日制となっても変わることなく、今の時代にこそ広めていきたいとお話しになりました。来年度の4才組、5才組および通信グループの募集を受け付けていますので、ぜひ多くの方にお知らせください。
※12月下旬に送付の会報(172号)には、各行事、災害支援について詳しく掲載されていますので、ぜひ、お読みください。
次回は3月3日、今年度最後の委員会です。(67回生 副委員長)