ピアノコンサート「ベーゼンドルファーの音色でたどる心の風景」を開催
5月19日(土)午後、明日館の講堂で音楽会を開催。晴天に恵 まれ、小学生10人を含む222人 にご来場頂き、ほぼ満席の盛会でした。
第1部は谷口さん(55回 生)のピアノ演奏。シベリウスの「樹の組曲」は、窓からの景色とも相まって新緑を称えているよう。シューベルト、プーランクと欧州の作品 に続き、ヒナステラの「アルゼンチン舞曲集」では、大地に息づく民族の営みが奏でられました。
休憩時間には冷たい紅茶と手作りクッキーを用意。戸外で歓談する姿も数多く見られました。
第2部はソーラン節で幕が開き、小楽器演奏の野田さん(55回生)と2人で民謡のステー ジ。19曲それぞれの編曲にメロディーの美しさを再発見しながら、ドラム、鳥笛、 鈴などの音やリズムに誘われて、さまざまな日本の風景が心に浮かんだことでした。
フィナーレの八木節は会場の方にも手拍子でご参加頂き、続いて「ふるさと」を合唱。音楽で会場全体が一つになる心地よさと 共に、2時間10分の会が 終了しました。
今回のコンサートは、催し物の新しい実行案のもとに55回生が主催。内容や運営の検討をはじめ、チラシのイラスト描きやデザイン、衣装制作、クッキー作りなど、クラスの人の適材適所の協力で楽しく準備 し、予算を上回る大きな収益を得ることができました(卒業生会の働きとして協力会に寄付)。これからも卒業生らしい催し物が続けられるこ とを願っています。(55回生 実行委員)
「ベーゼンドルファーはふくよかで温かな響きでした」と谷口さん。
最後の曲は、バスドラム、皆さんの手拍子と共に楽しみました