中部在住者の会 報告
7月1日、今年も同学会と合同で、名古屋中日パレスに集いました。学園からは矢野学園長、羽仁淳先生、入試対策本部の中村先生と荻野さんをお迎えし、卒業生会19名、ご家族の方や同学会の方26名、同学会と卒業生会からはそれぞれ委員長も出席しました。お子さん連れ、お孫さん連れの参加もあり、いつにも増して賑やかに和気あいあいとしたひと時となりました。
先生方から学園の近況をうかがい、卒業生会の規約「生涯にわたり同志同学同行の友として集う場であり、互いの成長と自由学園の発展に協力することを目的とする」ということを一人一人が受け止めて、卒業生の責任の重さや使命を考える場ともなりました。
当日は時間の許す限り参加者から次々にお話いただき、若い方達は先輩方のお話に、先輩方は若い方達のお話にそれぞれ良い刺激を受け、在学した時代は異なっても、やはり皆同じ幹に連なっていることを改めて心強く思いました。参加者のお一人の「同じ釜の飯を食べた仲間には同じ魂が宿る」と聞いたことがある、との発言に矢野学園長がすかさず「それは折口信夫先生のお言葉です」とおっしゃり、参加者皆がその言葉を身を以て実感したのではないでしょうか。
学園から離れた土地に暮らす私達も学園に心を寄せ、今後の学園の発展のために力を出すことを一人一人考えていきたいと思います。(58回生 磯輪)