体操会での販売支援
体操会での販売支援
同学会では今年も、学園体操会でのパンなどの販売支援を行いました。
体操会で恒例のパンやお汁粉、豚汁の販売は、現在では最高学部3年生の担当となっています。ただし、学生は演目に出なければならず、新卒業生がお手伝いの中心を担い、同学会からも支援メンバーを募りました。
10月6日、学生や新卒業生は早朝黒丸時にパン工場に集合。焼き上がったパンの袋詰めです。同学会支援メンバー6名は10時15分に集合。学部食堂にて、学生リーダーの説明と指示を聞き、いざ出陣です。
同学会ではこの日のために、消費研究所のエプロン「プラネテ」を購入し、6人のメンバーは新品のプラネテを来て各自の売り場に散らばりました。普段、家事をしている人もいれば、そうでなさそうな人も。中年男子のエプロン姿は、緑豊かな南沢の地でも浮いています。メンバーも当初は恥ずかしさもありました。
体操会は順調にプログラムをこなし、午前の部が終了。いよいよ販売の開始です。普段、パンを買うことはあっても販売することがなかったメンバー。売り場に立つと驚くほど多くの人が買いにきてくれるものです。恥ずかしさもなんのその、一気にテンションがあがりました。慣れない手つきで釣り銭の授受をしていると、お客さんの列がすぐに出来てしまいます。
精一杯の笑顔とともに、素早い手さばきを心がけ、多くのお客さんの対応に必死です。
自分が作ったものでもないのに、目の前のパンを自ら購入しようとされるお客さんの様子に、自然とこちらも嬉しくなるものです。
今年は例年より来場者が少なかったとか。そのためパンの販売量も例年より少なかったそうですが、それでも大勢のお客さんに買っていただきました。
同じ同学会の会員も、プラネテ姿の支援メンバーを見て、冷やかしや激励とともに買って下さる方々もいました。
体操会は卒業後には、「やるもの」から「見るもの」になりましたが、今回は運営側になった気分でした。販売が終了した午後も、お客さんの反応や天気の心配など先生方と同じような気持ちで体操会を見守っていました。
普段なれない販売の仕事でしたが、学園の大きなイベントである体操会の運営の一翼を担えて実感もあり、またプラネテエプロンを着た高揚感もあり、とても楽しい一日でした。
豚汁販売の様子
パン工房製品販売の様子