中部在住者の会 報告

6月30日(日)、例年と同じく同学会と合同で名古屋市「中日パレス」にて開催いたしました。
学園からは矢野学園長、入試対策本部の中村先生、そして羽仁淳先生もお元気なお姿を見せて下さいました。
今年は卒業生会委員長も参加して下さり、またこの春名古屋で就職された新卒業生2名のほか、女子部で生活をともにしたお二人も加わり、総勢44名の賑やかな集いとなりました。
矢野学園長からは、映像を交えて学園の近況をお聞きしましたが、その中で昨年の大芝生の冠水は本当に心が痛むものでした。けれども続いての同学会委員長からの報告の中で、大芝生張り替えの大作業の陰では、多くの在校生や卒業生が力を合わせて那須農場に古い芝を運んで植えた映像も併せてご紹介下さり、これがまさに自由学園の活きた勉強であると胸が熱くなるような思いでした。

出席者のお話の中にも、自由学園での学びがいろいろな形で今の自分の力になっている、生活の中に自然に教えが活かされているという声が沢山聞かれ、学んだ時代は異なっても根底には同じものが流れている幸せを皆が感じたのではないでしょうか。

懐かしい学園に心を馳せて、私達地方に住まう者の役割を改めて感じたひと時でもありました。来年も、皆で声をかけあい、より多くの方々の参加によって、この会が卒業生のよきつながりの場となるよう願っています。(58回生 磯輪)

中部在住者の会 写真

このWebはコンテンツを保護しています。