7月6日(土)関西同学会・卒業生会合同新卒業生歓迎会のご報告
7月6日(土)関西同学会・卒業生会合同新卒業生歓迎会のご報告
関西の梅雨明けが目前となった7月6日、関西同学会・卒業生会合同新卒業生歓迎会が開催されました。(同学会36名、卒業生会32名、他1名)
今回は例年とは違い、移転の関係でアラスカでの開催が実現できませんでしたが、アラスカの会長である望月さん(D8)にもご出席いただき、乾杯の音頭を引き受けていただきました。新卒業生は、同学会から浅野 隆君(D69)、鈴木 千尋君(D69)、高山 大樹君(D69)、続木 光君(D69)、卒業生会からは中筋 文子さん(J89)が出席。森田さん(D41 )から祝福の言葉を受け、自己紹介をしました。
その後、学園の近況報告を中村部長(D36)から、同学会近況報告を松原同学会委員長(D43)より、卒業生会近況報告を卒業生会3名からしていただきました。プロジェクターを通して写真を見ながら近況報告を聞くことは新しい試みでしたが、身近に学園の近況に触れることができたことがよかったことだと感じました。
そして今回の会で掲げた「世代間交流」をテーマに、若い世代が知らないような創立者とのエピソードや戦時中の自由学園について、男子部1~26回生の中から有志の方にお話し頂く企画を実現しました。
お話の中には指揮者として男子部を卒業後に音楽業界で活躍された山本直純氏のエピソードや、戦時中の学園の食糧事情や勤労についてなどがあり、出席者全員が興味深く聞き入りました。また、羽仁 淳先生(D6)にも在学中のエピソードを取り上げていただきましたが、創立者がいかに強く一人ずつの生徒のためを思って戦争を乗り切ったか、その光景を思い浮かべられるような内容をお話していただきました。
これらのお話を伺う中で、若い年代が創立者の心を受け継ぎ語り継ぐことの大切だということ、更には異世代との交流が一人ずつの知見を広げていく上で欠かせないことを感じました。
今回は往復ハガキのみの案内ではなく、藤田さん(D43)にデザインをしていただいたチラシを同学会メンバーに送付する試みをしました。それにより会のテーマを皆様にお伝えしやすくなり、更に身近に歓迎会の集まりを感じて頂くことができたように思います。その成果か、男子だけでも昨年の出席人数(21人)より15人も多くの方にお集まりいただくことができました。次回からも歓迎会にテーマ性を持たせて、今まで参加してこなかった方々にも楽しんでいただけるような会を目指して参りたいと思います。
関西同学会では、一人でも多くの方の声を集め実現させていくことが、より楽しく意味のあるものになると感じます。来年も身近な方をお誘い合わせの上、参加していただきたいと同時に、ご意見などを幹事や同学会に寄せて頂けたらと思います。