2014年4月度那須農場復興支援のご報告
2014年4月度那須農場復興支援のご報告
新しい年度が始まり、那須農場では今月初めに、前田匡彦さんが農場主任に就任されました。また、同学会本部委員会も43回生から44回生へとバトンタッチし、今月は新体制での初の復興支援労働となりました。
労働は、19日(土)と20日(日)の二日間で行い、同学会員および学園関係者計12名が参加しました。少々肌寒い週末でしたが、心配していた雨に降られることもなく無事に終えることができました。
労働内容は、農場中のゴミ類を集約するクリーンセンター作り、牛舎清掃、宿泊施設の備品移動と清掃等の環境美化活動の大きく三つ。
クリーンセンター作りは、農場をきれいにして来場される皆さんを迎えたいとの前田新主任の思いを具体化する策のひとつで、旧豚舎を修繕し、ここに農場中の不要物、スクラップ、ゴミ類を集約ことを計画しています。
ここでは、屋根の張り替え、壁板の設置、舎内および周辺の整理と清掃を行いました。屋根の張り替えでは、慣れない作業も多く悪戦苦闘しながらも、その甲斐あり、二日間を通して予定していた作業をなんとか終えることができました。
前月の支援労働の際に古い波板を取り払った屋根に新たな波板を張り付ける作業を行うとともに、壊れていた梁(桁)の一部を補強し、新たな垂木を組み込みも行いました。
牛舎清掃では、牛舎通路の清掃のほか、冬期に取り付けた扉や戸の取り外しと、牛舎にいる乳牛全頭のブラッシングを行い、また環境美化活動では、5月からの学園関係者や外部の宿泊利用に備えて宿舎の清掃、備品および不用品の整理と移動等を、そして農場内に置かれている資材や産廃物の整理と移動を行いました。
同学会では二年前、那須農場への復興支援の一環として、桜並木を作るべく60本の苗木を植樹しました。
今回、まだほんの一部ですが、その細く短い幹に花を咲かせているのを見ることができました。
そしてその他の多くの苗木も、濃い緑色の葉を太陽に向け力強く広げており、皆しっかりと根付いていることが確認できました。
震災復興支援室