中国地方女子部卒業生会の報告

松江市「皆美館」にて中国地方女子部卒業生の集いが、9月27日(土)、島根県松江市の『皆美館』にて開かれました。『皆美館』は昭和53年に恵子先生が、松江の婦人之友愛読者会においでになられた時に、お泊りになった宿で(婦人之友昭和54年1月号南沢だよりに掲載)、この地で集いがもてたことに不思議なご縁を感じました。

出席者は41回生~87回生まで、中国5県より計14名、加えて同学会からの参加も3名あり、総勢17名でした。広域から、このように多くの参加があったことは、とても嬉しいことでした。

鳥取で140年余り続く、造り酒屋を営む梅津さんご夫妻(男子部38回生、女子部57回生)のお心遣いにより、美味しい梅酒で乾杯、山陰ならではのお料理を囲みながら、何十年ぶりの再会とは思えないほどに会話がはずみました。

各々の近況報告では、今もなお、学園での学びや友とのつながりが、自分の暮らし方、仕事等に深く影響を与えていると語られる方が多く、学園で学ばせていただいたことを、深く感謝するひとときでした。また小学校時代、広島友の会の催しに一緒に参加したという思い出を語った男子部・女子部の卒業生もあり、あらためて友の会と自由学園のつながりの大切さを感じました。一方、同じ県に住んでいながら、今回初めての出会いであったという方々もあり、学園から遠く離れた中国地方にあって、数少ない自由学園ファミリーとしての交わりを、より一層大切にしていきたいと思いました。

中国地方の卒業生の集いは平成10年にはじまりましたが、今後の中国地方の集いのあり方について意見交換を行い、来年からは同学会とも連携しながら、より多くの同志同学同行の友が集える機会にしていきたいと、次は岡山での再会を願って散会となりました。(59回生 栗栖)

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