2014年度10月度那須農場復興支援労働および稲刈りのご報告

2014年度10月度那須農場復興支援労働および稲刈りのご報告

10月の労働支援は、4日(土)と5日(日)の二日間に行いました。同学会、卒業生会等から総勢18名にご参加頂き、飼料用とうもろこし(デントコーン)の収穫などを行いました。

主な労働の内容は以下のとおりです。
①デントコーンの収穫、運搬およびサイロ詰め
②農具・刈払機の収納棚の製作
③食堂棟、宿舎周辺の除草
④食堂棟屋内の清掃
⑤牛舎清掃、作業補助

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遅まきのデントコーンの収穫が始まり、参加者は刈り獲ったデントコーンの運搬、サイロ詰め等、おのおのの持ち場に分かれ作業を行いました。また、デントコーンの収穫と平行して、これまでトラクターやトラックの屋根付き駐車場内にスペースを設けて保管していた刈払機を雨露がしのげるプレハブ物置に一括保管するための収納棚の製作を行いました。残念ながら日曜日は、九州付近まで接近した台風に伴い発達した前線の影響で朝9時頃から本降りの雨となり、デントコーンの収穫では予定していた量を刈り入れ運搬するまでには至りませんでしたが、その分は牛舎清掃や普段行き届かない食堂棟トイレの大掃除などに費やしました。

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今月は、支援労働と合わせ、稲の脱穀作業も行いました。9月に刈り入れてハザに掛けて天日干しをした稲を、稲刈り用コンバインの脱穀機能を用いて脱穀し、その後もみすりを行いました。
収穫量は玄米で約270キログラム。今年の稲は発育がよく、今年の倍ほどの田面積で稲作した昨年とほぼ同じ量を収穫することができました。また、天日干しした稲は水分量も申し分なく、お世話になった農家の方からもとても良い出来とのお墨付きを頂きました。

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さっそく、初日の夕食から精米したての新米を頂きました。炊き立てのお米は艶やかで噛めばかむほど甘みが広がります。春の田植えから始まった稲作。自分たちで育てたお米を頂くこの瞬間は格別なものとなりました。

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なお、収穫した同学会のお米は、11月9日(日)に協力会の主催で開催されます「秋の南沢フェスティバル」(秋の南沢フェスティバルのご案内:http://www.jiyu.ac.jp/event/fes2014autumn/)にて販売します。この機会にどうぞお試しください。

震災復興支援室

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