2015年12月度那須農場復興支援労働報告
〈12月の労働内容について〉
12月の労働は、冬至に近い19日(土)、20(日)の2日間行い、両日とも晴天に恵まれ、同学会及び卒業生会等から総勢13名にご参加いただきました。土曜日に学園行事(午餐会他)があったため、土曜日夕方からの参加者が5名、日曜日帰り参加者が1名おり、土曜日の労働開始時点では7名での作業となりました。
毎年12月は年末ということで、農場施設食堂棟、宿泊棟の大掃除を実施していましたが、今回は11月労働時に雨天で行えなかった屋外環境美化作業を中心に、休眠放牧地の草刈り及び子牛小屋扉修繕等を行いました(施設の大掃除は次回の雨天時に対応することとしました)。
土曜日の作業前ミーティング
主な労働内容は以下のとおりです。
◆12月19日(土)、20日(日)
①子牛小屋扉修理(土日作業)
②草刈り(土日作業)
(放牧地の牧区1区画牧柵下草刈り・旧大塚邸西側)
③牛舎清掃補助作業(日曜日)
④子牛小屋東側放牧地 土入れ替え整備作業(日曜日)
【①子牛小屋扉修理(土日作業)】
子牛小屋の扉の傷みがひどかった為、旧扉を解体し使える部材を残し、新たに作成しました。
塗装完了したところで、乾燥及び日没時間が近かったため土曜日の作業は終了しました。
子牛小屋全景(扉取り付け完成状況)、日曜日の作業前ミーティング
【②草刈り(放牧地の牧区1区画牧柵下草刈り:旧大塚邸西側)】(土日作業)
12/19(土) 牧区1区画 西面 牧柵下草刈り状況、作業完了状況(今後牧柵を設置予定)
牧区1区画 東面 草刈り状況、完了状況(雑草も刈られ、農場建物が見えるようになりました)
【③牛舎:餌やり及び清掃補助作業】
餌やり(デントコーン補充)、5〜6種類の餌を各牛ごとに決められた分量を与えます。
【子牛の誕生】
12/20(日)am8:00過ぎに子牛(女の子)が生まれました。子牛が立ち上がった直後の写真です。
お母さん牛の名前がルナーナだったので、参加した子供達が「ルナナ」と命名しました。
将来、那須農場のエース牛として、沢山牛乳を出して活躍してくれることでしょう。
左側から見ると目の周りのパンダ模様が特徴です。
【④子牛小屋東側放牧地 土入れ替え整備作業 12/20(日)作業】
新しい土を入れるため、水はけの悪い箇所の泥るんでいる土を撤去・運搬
いつもより参加人数が少なかったにもかかわらず、各作業共、参加者全員が集中し作業にあたった結果、予定していた作業範囲より大幅に作業を進捗させることができました。
3月までは、冬期にしか進捗させることが難しい竹藪処理、雑草処理・環境美化を中心に取り組み支援してまいります。
継続は力なり。
今後も同学会は那須農場への復興支援活動を継続して推進します。今年度の那須農場支援定期労働は1月、3月の2回を残すのみとなりました。
今後の定時労働予定
1月度 定時那須農場労働:1月23日(土)〜24日(日) 現在ボランティア参加者募集中
3月度 定時那須農場労働:3月12日(土)〜13日(日)
※2月は天候(雪)を鑑み休止。
同学会員みなさんのご参加、ご支援、またご協力を引き続きよろしくお願いいたします。
震災復興支援室