2015年度 高等科修了生歓迎会
3月17日(木)、午前中の合同説明会に引き続き、明日館食堂で高等科3年生41名、担任の先生2名をお迎えし「高等科修了生歓迎会」を開催いたしました。合同説明会でお話をして下さった婦人之友社・友の会中央部・自由学園サービス生活工芸研究所の代表の方々、卒業生会から15名が会に列席いたしました。
季節のお食事をいただきながら和やかに歓談の時間を過ごしたのち、卒業生から歓迎のスピーチをしていただきました。研究機関でお仕事をされている70回生の菅原さんは、在学中から興味をもつと徹底して調べることを繰り返ししてこられ、それが現在のお仕事に繋がっているというご経験から、40歳の自分を想像し20年後にどうなっていたいかを考えながら生活してほしいというお話をしてくださいました。またお子さんのお名前を考えた経緯をお話くださり「皆さんも、ご両親にお名前の意味を聞いてみてください」と素敵なメッセージをいただきました。
化粧品会社にお勤めの79回生 中村さんは、メイクによって自分の印象がupすることも、downすることもある、自分を綺麗に見せようとするお化粧ではなく、人に良い印象をもたれるメイクが大事だとエピソードや例を交えながら教えて下さいました。そして学部生をモデルに『幸せ(ハッピー)メイク』というテーマで、メイクのデモンストレーションもしてくださいました。社会に出るとお化粧はマナーのひとつであること、正しいメイクを身に着けてほしいと実際のメイクやわかりやすい説明に、会場全体がぐいぐいと惹きつけられるように興味深い時間を過ごしました。
お二人のお話やメッセージは高等科3年生への大きな励ましと素晴らしい贈り物になったと思います。
続いて高等科3年生お二人からお話をしていただきました。個性の強い元気のあるクラスだったこと、たくさんの経験や困難を乗り越え、クラスで助け合ってここまで来たことを明るくお話してくださいました。卒業生会委員長より、これからそれぞれの道を進むけれど、何年たっても友達・クラスの関係は続いていること、久しぶりに会ってもいつでも助けあえるし、成長もできる仲間達であること、そしてこれからは卒業生会として少しずつ一緒に歩んで行きましょうとメッセージを贈りました。最後に「野の花の姿」を歌い閉会となりました。歓迎会にふさわしい心のこもった和やかな会が開けたこと、参加してくださった方々、準備・協力をして下さった関係の方々に心より感謝申し上げます。(61回生 太田)
1.メイクのデモンストレーション
2.委員長より歓迎のメッセージ