2016年10月15日 卒業生大会 報告
10月15日(土)、清々しい秋晴れの南沢に、全国そして海外から卒業生が集いました。来賓の皆さま、高等科3年生、そして今年度から卒業生ではない教職員の方もご参加くださり、計477名の和やかな会となりました。午前中は、来校中のデンマークの体操チームによる演技発表を女子部の生徒と一緒に見学させていただき、午後は記念講堂で大会が行われました。
大会は、62回生・安藤さん(ミュンヘン日本語キリスト教会・宣教師)の礼拝で始まりました。62回生・鍛冶さん(明治学院オルガニスト)による奏楽に続き讃美歌を皆で歌い、聖書を読み、心静かな時を持ちました。
次に、今年就任された高橋学園長の「おかえりなさい」の声に、皆で「ただいま」と応え、懐かしい学園に帰ってきたことを実感しました。高橋学園長は、生誕143年目を迎える羽仁もと子先生の御誕生日に、高等科3年生が書いた「もと子先生への手紙」5通を紹介なさいました。日々の生活の中で創立者の教えを身近に感じ、その思想を知りたい、実践したいという生徒の懸命な気持ちが伝わってきました。市岡理事長からは、協力会の新会長に女子部卒業生の54回生・高橋さんが就任されたこと、藤江事務局長からは「羽仁もと子育英基金」について、協力会の高橋会長、松原副会長から協力会の取り組みについて報告がありました。
節目のクラスの報告では、14回生、24回生はお手紙を代読。84回生、74回生、64回生、34回生、54回生、44回生の順で在学中のエピソードや、卒業後の歩みについて伺いました。そして、44回生のお話の中にあった在学中に曲がつけられた「野の花の姿」を皆で歌いました。
学部食堂で開かれたお茶の会は、懐かしい友との再会を喜び合う笑顔と歓談の輪が広がり、にぎやかなひと時となりました。校歌「自由をめざして」を歌い、感謝のうちに散会。
5月から心を尽くして準備を進めてきた今年度委員会の各係、ご協力くださった学部生、女子部生徒、各部の先生方をはじめ各所の皆さまに御礼申し上げます。(62回生 委員長)
*詳しくは12月発行の会報185号をご覧ください。