高等科修了生歓迎会（3/16 午後）

2017年3月16日（木）
午後：2016年度 高等科修了生歓迎会（明日館 食堂にて）
対象：女子部高等科3年生（97回生）

午前中、説明会を開いた明日館食堂のレイアウトを変え、12時から高等科修了生歓迎会を行いました。昼食として、「青山御膳」のお祝い膳、「うふ」（53回生・岩熊さん）のオレンジケーキ（ローズ型）を用意し、会は和やかな雰囲気のうちに進行しました。
 
今年のゲストスピーチのお一人目は、73回生で映画監督の纐纈（はなぶさ）さん。
卒業してから携わったすべての仕事から、様々なことを吸収し楽しく過ごしていたが、ある日鑑賞したドキュメンタリー映画に衝撃を受け、自分で映画を作ることを決意した、というお話でした。「仕事は仕事」と割り切る考え方と、もうひとつ、「ライフワークを見つけてそれを仕事にする」があり「自分は後者です」という言葉が印象的でした。
 
もうお一方は78回生でフードコーディネーターの泉名さん。
在学中から食に関する仕事に興味があり、大変な仕事も楽しんで取り組むうちに、人脈も仕事の幅も広がり、現在はレストランのデザート部門の商品開発や人材育成に携わっているそうです。
「食事は人を幸せにすることができる」をテーマに、プロジェクターも使って話して下さいました。
 
高等科3年生の日番、副日番から「個性的で多才な人が多く、高等科に入って大芝生や衣館などの責任で、忙しい中でも相手を思いやる心がはぐくまれ、まとまりのあるクラスになりました」「この絆をこれからも大切にしたいと思っています」「今日はこのような会を開いてくださり、ありがとうございます」という感謝の言葉が述べられました。
 
その後、今年度委員長の62回生・森さんが「やりたいことがふたつあった場合、片方をあきらめずに両方やれるように工夫をする、考える」「資格がないからこそ何でもできる、と思ってください」という歓迎のメッセージを贈りました。最後に「野の花の姿」を皆で歌いました。
 
ゲストスピーカーや委員長からのはなむけの言葉を、高等科3年生が胸に刻み、再びここに集まることがありますようにと願いつつ、和やかで楽しい会を13時20分に終了しました。
ご協力くださいました皆さま、ありがとうございました。

（高等科修了生歓迎会　担当　62回生　平越・中野）

　高等科3年生（97回生）
　「青山御膳」のお祝い膳　と「うふ」のお菓子
   78回生・泉名さんのお話 　
　スピーチをする高等科3年生（日番、副日番）