2017年自由学園関西同学会・女子部卒業生会
2017年7月29日(土)、アラスカフェスティバルタワー店にて「自由学園関西同学会・女子部卒業生会」を開催しました。当日は村山順吉理事長(D32)の挨拶に始まり、高橋和也学園長(D40)、同学会、協力会と各ご報告をいただき、学園に関わる情報共有の場として一同、関心を持って聞き入る時間を過ごすことができました。
村山理事長は、初等部での出来事として「鷺は美しい」「蛇はカルガモの生活を脅かす存在」と表面的な見方をしがちなことに対し、初等部生からは逆に「鷺は自分たちの魚を狙っている」「蛇は悪さをしていない、なぜならお腹が膨れていないから」と洞察力と人間性の育成が受け継がれている様子をご紹介いただきました。
高橋学園長からは在学生数減少について震災以降、様々な取り組みにより改善方向であることと、各部の様子について報告されました。国際性を養う取り組みとして、学外学習や交換留学による異文化交流の成果や生活団から最高学部まで、各部の取り組みについての報告をいただきました。
浅野友介委員長(D47)は、同学会として在校生(自由学園)に「なにができ、なにをすべきか」を主眼に計画した17年度の具体的な活動報告と、自由学園創立100周年(2021年)を目標に、同学会・女子部卒業生会の統合検討に向けた「検討準備室」の設立を報告。学園を支える我々同学会、卒業生会、協力会との連携について強く訴えました。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、語り足りない面々もおられましたので、会終了後に場所を移し、二次会にて各自の思い出話や、学園の発展について尽きること無く話題に花が咲きました。
関西在住の卒業生の集いは女子部、男子部という垣根は無く、「自由学園卒業生」として皆が年に一度の懇親会に、積極的に参加される環境が整っていることを実感しました。
一方、卒業して間もない卒業生の参加が少なく、若手への動機付けが課題であると感じました。
最後に「自由学園関西同学会・女子部卒業生会」の幹事を務めていただいた尾関泰彦さん(D46)、どうもありがとうございました。
2017年度同学会副委員長 樋本耕二(D48)