自由学園みらいかん竣工式
去る12月16日(土)、自由学園に新しい建物が誕生しました。
未就園児と保護者の集まり「ことりぐみ」、生活団幼稚園の預かり保育「かるがもグループ」、初等部生の放課後「JIYUアフタースクール」と、子どもたちが自然によい時間を過ごせる空間の名称は「自由学園みらいかん」と言います。
場所は学園の正門前、男子部グランドの向かい側で木造2階建ての建物です。
竣工式当日は、左近豊牧師の礼拝に始まり、村山理事長から建設に携わった方々への感謝の会、場所を移してお茶の会が開かれました。
この建物に使われている木材は、私たち同学会生に深くかかわりのある、名栗・海山の植林活動で育てられた木材を使用しています。
お茶の会で、みらいかん設計に携わっていただいた松井亮建築都市設計事務所の松井様より、名栗・海山の木材をどのように使用したかスライドを使って簡単な説明がありました。とても興味深いお話しでしたので、改めて、同学会の特別講座などで伺えたらと思います。
当時、一所懸命、労働した人もそうでなかった人も、ぜひ、一度、「みらいかん」に足を運んでいただき、当時の植林活動を思い出し、木々のぬくもりを感じていただきたいと思います。
なお同学会から、竣工のお祝いとして、全自動洗濯機と木彫り壁掛けクライストを寄贈させて頂きました。
同学会副委員長 藏原浩之(D47)
※建物写真は11月23日撮影(おさなご発見U6ひろばで先行公開)