女子部高等科修了生歓迎会(報告)

高等科3年生集合 みんな笑顔です。
2017年度・女子部高等科を修了する33名を第98回生として女子部卒業生会に迎えました。新たに入会する第98回生を心より歓迎いたします。

女子部高等科修了生歓迎会(説明会・昼食会)のご報告
開催日:2018年3月13日(火)
会場:自由学園明日館
主催:自由学園女子部卒業生会

説明会(大教室タリアセン11:15~)
婦人之友社、生活工芸研究所より卒業生の働く仕事の制作現場のお話を伺いました。また、委員長から卒業生会の組織について説明がありました。

歓迎昼食会(明日館食堂12:00~)
明日館食堂にて、歓迎昼食会を開催しました。

<メニュー>
「青山御膳」祝い膳のお弁当、緑茶、「食事部研究グループ」クッキー・明日館を図案化し型押ししたもの(個包装)。

<プログラム>
75回生の堀さんをゲストにお迎えし、お祝いの言葉とともに舞踊を披露していただきました。堀さんは、卒業後就職したあと偶然インド舞踊に出合い、今日までインドの古典舞踊「バラタナティヤム」を学び披露しています。最初の曲「プシュパンジャリ」が流れる中、食堂の入口から陽光のごとく登場。絹のサリーで仕立てた衣装に身を包み、その舞踊は直線的、幾何学的で、ダイナミックです。2曲目「ガネーシャ・シュローカ」の解説の中では、共に手や指の動きを体験して楽しい時間となりました。また、7年前より毎年東日本大震災の被災地を訪れ、舞踊を通して地域の方々と交流の場をもっていること、「ふるさと」に対する想いにふれて感じたことなどのお話を伺いました。舞踊の最後は、「ティッラーナ」。喜びに溢れた華やかなもので「祈りの舞」を締めくくる演目。修了生に向けた、全3曲約30分間のプログラムを披露していただきました。
~卒業生 掘さんの優雅なインド舞踊~

高等科3年修了生からは、2名の方からのお話。「年間目標として、“1人1人に与えられている賜物を輝かせる環境を皆で作って行きましょう。”の願いを込めて“賜物を重ねる”ことを目標に掲げました。」と力強く話をして下さり、真剣な思いが伝わってきました。また、「人数の少ないクラスで1人に与えられる責任が多かった…。最高学年として過ごしてみると、お世話になった上級生の偉大さを感じた1年だった。」との感想も聞かれました。

卒業生会委員長の白井さんからは、2点に絞っての歓迎の言葉。「中等科、高等科を一緒に過ごした同級生は人生の中でも最高の友達。私の周りの友達も人生を豊かにしてくれる。皆さんもどうぞお互いを大切にしてください。」また、「すでに、哲学を持ち備えている。机の上の勉強ではない経験が自分の中で芯になっていく。この大切な時期を十分に楽しんでください。」と締めくくりました。

~委員長挨拶~

最後に全員で、「野の花の姿」を歌い13:30に閉会しました。お心添え、お力添えいただきました皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。(63回生 女子部高等科修了生歓迎会 担当一同)

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