2018バスケットボールフェスティバル
バスケットボールフェスティバルに参加して
2月18日(日)に記念体育館で開催されたバスケットボールフェスティバルに、2年ぶりに参加しました。
男子部12回生の戸川さんから女子部93回生までのOB・OGとそのご家族、現役学部生に加えて男子部、女子部の現役選手も参加し、総勢100名以上が集まりました。
今年は事務局やコーチからの声かけの甲斐もあって、例年より大人数に。
さらに、はるばる北海道から23回生の福澤さんも駆けつけてくださいました。
お子供様連れの参加も多く、コートの横で集まった子供たち同士がマットやボールで遊ぶ姿も見られました。
午前中は男女・世代をミックスした混成チームでのミックスリーグ戦。
昼食は男子部の保護者のお母様方、マネージャーの協力により記念ホールにて中華丼とスープをいただきました。
今年度の各部の戦績の報告に続けて、OBからの一言。
「84歳でこの場にいられるだけで幸せ」
「存命中に優勝とまでは行かなくても上位に食い込むような報告がぜひ聞きたい」
「女子部チームのプレーがしっかりしていた」
「東久留米市の中学校でスポーツ部活動が厳しい状況にある。土曜日にバスケットボール教室を開催するなどして自由学園が東久留米市のバスケットボールの拠点になるようにと活動している」
「同好会ではなく部活動として取り組むことにこだわってほしい」
「平昌オリンピックのように結果が出せる選手が育ってほしい」
など熱いメッセージが送られました。
続けて、同じ記念ホールにてOB会総会が開催されました。
ここでは今年度の会計報告と、寄付や練習への参加を中心とした現役の活動支援の呼びかけ、10年前に亡くなられた29回生浅野さんを中心に現在の組織化されたOB会についての説明、65周年史発刊以降の記録を冊子ではなくデータの形でまとめることの提案、活動資金を集めるために学部生が従来はOBに手紙を出したり訪問したりして寄付を依頼していたが、今はただお願いするだけでなくロゴ入りポロシャツを作成・販売するといったアイディアを考えていることなどが紹介されました。
最後にOB会事務局の40回生・山本さんが「以前は学生の大体8割はいずれかのスポーツをやっていたものが、近年は在籍学生数の減少もあるがそれ以上にスポーツをする学生が減っている。このままではOB会に止まらず現役の部活動の存続すら危ない状況である」ことを強調。
「ただし、若い世代の協力が期待される一方で、仕事でも責任が重くなってきて、家庭も持って忙しく時間がとれないのも事実。古いOBと若い世代で腹を割って意見を出し合って、この状況を乗り越えて伝統あるバスケットボール部の歴史を繋いでいこう」と締めくくられました。
午後は記念体育館に戻って各部の対抗戦。OBも30人を超えたため若手チーム、シニアチームに分け、シニアチームは男子部中等科、女子部の各チームと、若手チームは男子部高等科、学部チームと8分ずつのミニゲームで対戦しました。
最後は学部チーム対若手OBチーム。力の入った試合に会場も盛り上がりました。
フェスティバル閉会後はひばりヶ丘駅近くの店に場所を移して、懇親会も開催されました。
来年度も多くのOBと各部の現役学生で集まって、熱いプレーとバスケットボール部を盛り上げていくための議論ができることを楽しみにしています。
市川 創(D58)