東北在住者の会 報告

東北の会10月21日~22日東北の会、先ずは「南昌荘」(盛岡市)に集合。

学園から鈴木先生、同学会小山委員長、女子部卒業生会秋田委員長、協力会高橋会長がご参加くださいました。同学会8名、卒業生会19名、お母さまやお連れ合いの参加もあり、遠くは岐阜、北海道から総勢30名で集いました。

学園の現在、そして環境教育に関わる様子などを鈴木先生から。同学会では引き続き那須農場の作業が行われている様子など。女子部卒業生会は、前の週に南沢で開催された卒業生大会の報告、学部が4年過程になった現在の卒業生会入会、名簿のことなど、未来を見据えたお話もいただきました。協力会からは100周年に向けて高橋会長のもと、学園をサポートしやすい環境作りを工夫されている様子もうかがいました。会場で販売された学園グッズを購入して、懐かしい学園の様子に思いを馳せました。その後は材木町よ市へ。リンゴやきのこ、野菜、地ビールなど岩手の豊かな実りを垣間見るひと時。夕食は盛岡わんこそばでお馴染みの老舗、東屋にて。お一人ずつ近況や、学園在学時の思い出を聞き合いました。

宿泊の北ホテルへ移ってからも、皆さんで様々なお話は続きました。翌朝は盛岡アンチック市へ。30店の骨董商が軒をならべる盛岡名物の市で、古地図や鉄瓶など、いぶし銀のように光る出会いの品を手に、皆さん嬉しそう。最後に、深沢紅子野の花美術館へ。学園の美術教育はもとより、故郷岩手の美術を牽引されてきた、紅子先生と省三先生。優しくも力強い筆で、岩手の風土を描かれた作品を鑑賞しました。野の花美術館の前を流れる中津川では、鮭が遡上の季節を迎えていました。この川で生まれ、北上川を下り、遠く太平洋を回遊して再び200キロを旅して帰って来た鮭。学園から離れていても、心は再び帰っていく日々と重ねずにはいられません。そんな鮭の姿を皆さんと眺めた時間を胸に、再会を約束して帰路につきました。(67回生 安部・山代)

Morioka盛岡・南昌荘にて

Morioka長旅から故郷、中津川に帰って来た鮭を皆さんと眺める

Morioka材木町よ市で岩手の味を堪能

Morioka野の花美術館で学芸員さんから紅子さんの作品について伺う

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