東京での上映は終了しました – 土井康一監督(D56)の映画『よあけの焚き火』3/29まで上映 –

東京での上映は終了しましたが,2019年5月から長野県の劇場で上映が開始されます.
詳しくは公式サイトをご確認ください.


男子部56回生の土井康一です。
私が監督した映画『よあけの焚き火』が、3月2日(土)より3月29日(金)まで、ポレポレ東中野にて上映しております。
上映時間は3/22(金曜)まで、1日3回(12:40/14:40/18:20),
3/23(土曜)〜3/29(金曜)まで、1日1回(14:50)。

私は20年近く前に19回生の本橋成一さんの事務所に入ったことから、映像業界でのキャリアをスタートしました。
現在は、明日館再建の記録映画『よみがえる明日館~フランク・ロイド・ライトのおくりもの~』などを製作した桜映画社で、ディレクターとしてテレビ番組や各種PR映像、伝統工芸の記録映画などを手がけています。

ノンフィクションを中心に活動する一方、いわゆる劇映画を制作することも私の長年の目標でありました。
今回の映画では、本橋成一さんゆかりの家(長野県蓼科)をロケ地として提供いただき、助監督には同級生の藏原健夫君(蔵原健として俳優で活躍しています)、現場スチールを60回生の公文健太郎君が担当してくれました。

また主人公である能楽師狂言方(いわゆる狂言師)を紹介してくださったのは、やはり60回生として高等科まで在学していた佃 良太郎君(高安流大鼓方)です。
学園と縁のあるメンバーが力を合わせて生み出した本作を、同学会員の皆様にもぜひご覧いただきたいと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。


イントロダクション

伝統芸能をモチーフに、「伝えること」という普遍的なテーマを昇華させた稀有な作品が誕生した。
主演の大藏基誠 (おおくらもとなり)・康誠(やすなり)は、大蔵流狂言方の実の親子。映画初主演にして、自身を演じるという難役を果たした。共演にミュージシャンの坂田明、『幼な子われらに生まれ』で注目を集めた鎌田らい樹を迎え、それぞれが踏み出す一歩をみずみずしく演じている。

本作がデビュー作となる土井康一監督は、本橋成一、小栗康平の助監督をつとめ、テレビドキュメンタリーや人間国宝の記録映画でも受賞歴をもつ。
長野県蓼科の大自然を風格ある映像で捉えたのは、監督の恩師でもあるベテランキャメラマン、丸池納。
映像を彩る音楽に坂田学。そして製作を担うのは、祖父の代から記録映画を製作しつづけている村山憲太郎率いる桜映画社。
「伝えること」を描くにふさわしいキャスト・スタッフが集まった。

(「よあけの焚き火」公式サイトより)

映画「よあけの焚き火」公式サイト
映画『よあけの焚き火』Facebook

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