2019年 自由学園中部在住者の会

6月16日(日)、名古屋市今池のレストラン・ガス燈にて、同学会と女子部卒業生会の合同で「自由学園中部在住者の会」が開かれました。同学会からは24名(16〜73回生)、卒業生会から24名(34〜75回生)の参加者が集い、総勢48名の賑やかな会となりました。

幹事を務めていただいている佐藤祐一中部キャプテン(40)の司会で始まり、最初に高橋和也学園長(40)から教育を取り巻くマクロ環境、自由学園の置かれた課題についてお話しいただきました。時代の課題・要請に応えられる学校を目指して創立100周年、その先の100年に向けた変革を強いリーダーシップで進めておられる学園長に参加者一同、応援の気持ちで聞き入っていました。最近様々なメディアで取り上げられている男子部生徒のLGBTの取り組み、みらいかんの取材が紹介され、自由学園の活動が世の中の課題・関心事と同期していることを実感しました。

その後、協力会会長より寄付金の動向や協力会のバザーの新しい取組みが紹介されました。男子部同学会副委員長からは2019年度の活動方針「伝える・伝わる」の説明、那須農場のキャンプ、スポーツフェスティバルなどの活動に加え、同学会・卒業生会の統合検討に向けた取組みが紹介されました。

私自身は東京出身で在学中・卒業後を通じて初めて地方同学会に参加することになりましたが、世代・年代が異なっても自由学園を一つの幹とする親戚の集まりのような温かいコミュニティがあり、つながっていることに驚きました。

普段、お会いできない同学会員の方から仕事や生活の様子を聞くこともできました。他人の物差しではなく、自分の価値観を大切に生きていくことは、脈々と受け継がれた自由学園の教育の一つだと感じました。

最後に「かかげよ旗を」、「野の花の姿」、「男子部賛歌」を全員で斉唱し、笑顔で記念撮影後に散会となりました。

同学会副委員長 小股健太郎(D55)

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