2022年10月 那須農場支援労働報告
2022年10月22日~23日にて、今年度5回目の那須農場支援労働を行ってきました。
収穫の秋は、やはり農場にとっても一番忙しい時期です。
今回は南沢会から6名、卒業生父母2名、南沢会家族3名の計11名の参加がありました。
今回もマイクロバスではなく、公用車2台に分乗して出発。行きの高速道路は交通量が多く、いつもより40分くらい時間が多くかかり西那須野インターに着。
定食屋で昼食を済ませ、1台は食事作り班が乗り、農場へは寄らずそのまま買い出しへ。
もう1台も、農場へ行く前に農家の八月朔日さんのお宅へお米を引き取りに行きました。お茶をいただきながらしばしお話を伺い、別のところにある倉庫まで移動。
ここで個人購入分を含む30袋の玄米を計900kgを積み込みます。農場へ付く前に腰が痛くなってしまう作業でした。
農場に着いたのが13時半頃。それから着替えて作業開始。
今回の作業は食事作り以外は一つだけ、牛の飼料となるデントコーンのロールをひたすら運び、きれいに並べます。
デントコーンがラッピングされたロールは基本的に収穫されたその場に置いてあります。
広大な畑にポツポツと、でも大量に点在してある感じです。それを保管場所に移動させる作業です。
数が大量にありますので、人海戦術で人がたくさんいるときにまとめてやるほうが効率が良いのです。
今回はトレーラー(ロールが7~9個乗ります)、ダンプ(3個)2台、軽トラック(2個)の4台に分乗、ホイールローダーが乗せる方と、保管場所に下ろして並べていく方に分乗。
一つのロールは約340kgあるそうです。人が押してもびくともしません。
牧草のロールより重量感がある感じがしました。
そのラッピングは破れやすいビニールですので、雑な仕事だとすぐに破れてしまいます。そこから腐敗してしまうので、丁寧な仕事を求められます。
6人で日が沈んで見えなくなる18時頃まで、翌日は朝食後から13時位までひたすら行いました。
それでも、帰途についたときにもロールはまだまだ残っていました。
南沢に帰る班とは別の者は、我々が帰途についても作業を行いました。
毎回の楽しみにお食事があるのですが、毎年10月は新米を頂けるのでちょっと特別です。
引き取ってきたばかりの玄米を精米して、その晩から3食新米を頂きます。
不定期ですが、贅沢をしてイクラも頂きます。それでも予算内に収まっていましたので、素晴らしいやりくりでした。
今回は私が3腹分を前日に仕込んで持ち込みました。
夕飯は人数が少なかったので、普段あまり使わないホットプレートでの調理もしました。
テーブル上で仕上げるので食当の負担も減り、時短にもなります。
また、毎回色々な差し入れを頂いております。いつもありがとうございます。
今回はちょうど、新米祭りにぴったりな日本酒もいただきました。
皆が食べ終わる頃南沢からマイクロバスが到着し、教師2人を含む10人のRO農法のグループが合流しました。
夕飯は別々でしたが、食後に在校生がRO農法のプレゼンをしてくれました。特に先生方が熱く語っていらした印象でした。
翌日は朝日新聞の取材が入ったようです。
朝食と昼食は我々が担当して、一緒にいただくことができました。またコラボができるといいですね。
11月度の予行演習として、宿舎の土台周りを修繕する作業も行いました。
帰りは個人購入分の八月朔日さんのお米を16袋乗せて出発。
終始渋滞に巻き込まれて、南沢に着いたのは19時半ごろとなりました。
そこでお米を引き渡して、今回の作業は終了となりました。
私も重いお米の移動から、硬いサスペンションの作業車ででこぼこ道を延々と作業するという重めのミッションでしたので、いつもよりクタクタになりました。
この作業を毎日こなしている農場員の助けになれたと考えれば、この疲れも多少癒やされるのではないかと思います。
作業メインの方も、食事作りの方々もお疲れさまでした。
今回もありがとうございました。
11月から後半戦です。たくさんの参加お待ちしております。
支援労働年間予定
2022年4月 16,17日(済)
4月 30日,5月1日 田植え(済)
6月 11,12日(済)
7月 9,10日(中止)
8月 20,21日(中止)
9月 18,19日(済)
10月 22,23日(済)
11月 19,20日
12月 17,18日 餅つき
2023年
1月 21,22日
3月 18,19日
企画・会員連携室