2022年11月 那須農場支援労働報告

2022年11月19日(土)〜20日(日)にて、今年度6回目の那須農場支援労働をすることができました。
この時期、那須農場は美しい紅葉に彩られます。朝晩は冷え込みますが、働きやすい気温でもあります。
今回もやりたいことも、農場からの依頼も多々あり忙しい週末となりました。

今回は南沢会から7人、卒業生父母2人、南沢会家族3人の計12人の参加がありました。
朝に南沢から出発する参加者は4人でしたので、マイクロバスは使わずに自家用車を公用車扱いとし出発しました。
多少の渋滞はあったものの予定通りに作業開始しました。

最初に託された作業は堆肥の撹拌と運搬でした。
ホイールローダーで堆肥を撹拌して発酵を促し、出来上がった堆肥を牧草地にダンプで運搬しました。

 

 

食材の買い出しを終えて合流した2人は、アイス小屋の修繕に取り掛かりました。
小屋はプレハブなので、直射日光が当たると簡単に温度が上がってしまうため、屋根の上にシートを敷いて、その上に竹を敷き詰めてあります。
その竹が朽ちてきたので取り替える作業です。

 

 

シートと腐った竹と腐った土台を撤去し、捨てるところまでがこの日の作業でした。
翌日補修用の材料を購入しましたが、竹の切り出しが間に合わなかったので次回以降に持ち越しとなりました。

日が暮れるのも早くなり、屋外での作業時間も短くなりました。
日が沈むと作業するのは危険なため、作業は日没とともに切り上げます。

この日の夕食は広島のお好み焼きにしました。本場の名店を食べ歩いた者が腕をふるいました。
ホットプレートを使うので、少ない人数でないとできないメニューです。枚数を重ねるごとに見た目も良くなっていきました。
そば入りのお好み焼きに、肉玉ダブルと大葉とエビとネギトッピングでした。大変好評で嬉しかったです。

 

19時過ぎには学部の有機米グループの学部生も農場にやってきて、夜が更けるまで楽しく歓談の時を過ごしました。
私達にとって在校生と触れ合えるのも楽しい時間です。

そんな歓談の中、学部生に明日の牛舎手伝わない?と話したところ、翌早朝に学部生達や先生の姿がありました。
彼らもまた那須農場では修養会などの経験がない世代です。有機米とはまた違う農場での経験ができたのではないかと思います。

牛床を重点的に掃除をして、職員も「きれいになっていて嬉しかったです!」と話されていました。
また一緒に労働もできるといいですね。

朝食はいつも、焙煎したてのコーヒーを差し入れていただいています。
今回はホンジュラスでした。いつもありがとうございます。

 

牛舎では、通常の作業は子供達も参加しました。
何度も参加してくれているので、作業姿も頼もしいですね。

 

通常作業とは別に、大掃除として蜘蛛の巣と煤払いをしました。
天井は高く通常の道具では届かないので、竹を使って払っていきます。

 

この他にも写真はありませんが、ユンボが故障していてしばらく肥え撒きができていなかったということで、肥え汲みからの肥撒きをしました。
また公用車のタイヤを、スタッドレスに交換しました。もうすぐ凍てつく冬がやってきます。

アイス小屋に使う竹の切り出しも行いました。

 

あまり太いのだと使いにくいので、細い種類の竹を、なるべく均一の太さのものを切り出します。
使用する本数が多いので、これもまた次回に持ち越しです。

田植えを手伝ってくださった方や、いつも差し入れをしてくださる方へお礼として那須の新米を贈る作業もおこないました。
保管してあるお米は玄米なので、朝から精米機フル稼働で発送作業しました。

一段落したところで昼食を取りました。この日はニンニクたっぷりのスタミナ丼にしました。

帰り際に、JIYU1123のイベントで販売する那須農場のアイス300個と冷凍庫を積み込み、南沢に戻りました。

慌ただしい2日間でしたが、今月も怪我なく無事に終えることができました。参加の皆様に感謝です。
今月紅葉が綺麗だった那須農場も、来月はもう冬景色かもしれません。

12月は友の会の子供達も参加して、餅つきを行う予定です。
美味しいお餅をついて、大掃除をして新年を迎える準備をしたいと思っています。
12月度もたくさんの参加をお待ちしています。

支援労働年間予定

2022年4月 16, 17日(済)
4月 30日, 5月1日  田植え(済)
6月 11, 12日(済)
7月 9, 10日(中止)
8月 20, 21日(中止)
9月 18, 19日(済)
10月 22, 23日(済)
11月 19, 20日
12月 17, 18日  餅つき
2023年
1月 21, 22日
2月 お休みです
3月 18, 19日

企画・会員連携室

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