2024年度のはじまりにあたって
緑がまぶしい季節となり、新年度がスタートしました。
自由学園では今年度から中等部・高等部が男女共生共学となり、緑が濃くなりつつある南沢では、新たな生活が始まっていることでしょう。
3年間の統合期間を経て、発足4年目の年度となる2024年度の南沢会は、女子部73回生、男子部53回生が中心となって運営にあたります。これまで、統合に伴う会の運営基盤整備や、さまざまな課題解決に多くの方々が力を尽くされ、南沢会の土を耕し、土壌を育ててくださいました。そのご苦労を想うと、会の運営を受け継ぐにあたり、身が引き締まる思いです。
4年目の今年は、その土から未来に多くの実りが得られるように整え、育て、さらに次につなげるための大事な一年だと考えています。この考えのもと、統合期間を経た南沢会運営の標準化を図り、次に会を担う皆様にしっかりとバトンをつなげられるよう、2024年度は「つくり、つなげる。」をテーマに活動してまいります。
コロナ禍での生活から変わり、行事や多くの方々が集う機会も増え、南沢にもにぎわいが戻っています。南沢会会員の皆様も、様々な機会に交流を深めていただければと存じます。
運営には至らない点も多々あるかと存じますが、一年間何卒よろしくお願い申し上げます。
2024年度自由学園南沢会 委員長
女子部73回生 梶浦 泰子
男子部53回生 十文字 太郎