2024年度中部南沢会開催のご報告

2024年6月15日に愛知県名古屋市にて、中部南沢会が開催されました。

 会には、38名の中部南沢会員と、更科幸一学園長ご夫妻、森 恵子協力会委員長、塙 健司100周年記念募金委員長、自由学園広報部の藤 清人部長、婦人之友社より渡邊 閑さん、南沢会委員長両名、会員のご家族も含め、合わせて47名が集まりました。

 会場は毎年恒例の、名古屋から約15分の今池駅近くにあるレストラン「ガス燈」でした。最初の約1時間は学園長からの近況報告、今年度協力会会長に就任された森会長のご挨拶などを伺い、その後、お食事をいただきながら歓談を楽しみ、歓談中も女子部、男子部の最年長参加者から若手の会員まで、様々な年代の方のお話を伺いました。

 女子最年長の34回生のお二人からは、30周年記念式典の思い出、ミスタ羽仁がお亡くなりになられたときに二宮の友情庵にいらした方のお話などを伺いました。30周年式典のお話では高松宮殿下がご臨席され、吉田茂 内閣総理大臣、そして文部大臣をつとめられていた天野貞祐先生をはじめとする、当時の政財界を代表する方々が出席されたことに非常に驚かれ、そのような方々が行事にご出席されるような大変な学校に入学したのだと実感されたことなど、入学したばかりの出来事を昨日のことのようにお話される様子が印象的でした。

 会は幹事の男子部40回生佐藤祐一さんの司会で進行され、参加者からの今の自由学園への率直な質問に対して、更科学園長からその場で回答いただくなど、名司会ぶりで会を盛り上げてくださいました。

 最後は、長年つとめられていた幹事の交代が発表され、新幹事として、佐藤さんが男子部6年生の時の1年生にあたる、男子部45回生の尾川由紀智さんが紹介されました。
会計報告も行われ、中部の会より100周年記念募金にご協力いただくことに、出席された会員の皆様よりご賛同いただきました。

 心のこもった会の運営や幹事の引き継ぎ、様々な年代が参加されるご様子を拝見し、今後も世代をこえた交流が続けられることを確信いたしました。

自由学園南沢会
2024年度 委員長 梶浦 泰子(J73)
十文字 太郎(D53)

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