2024年度中四国南沢会開催のご報告
2024年9月8日に愛媛県松山市内にて、中国四国南沢会が開催されました。
当日は、中四国在住の南沢会員の他、更科幸一学園長ご夫妻、協力会より森恵子会長、100周年記念募金委員会より塙 健司委員長、委員の高張郁子さん(在校生・南沢会員父母)、自由学園広報室の藤 清人室長、南沢会委員長の、他エリアの会員の合わせて38名が集まりました。
今回は初めての四国で開催されるということで、愛媛県、高知県在住の幹事団によって準備され、松山市在住で前年度副委員長の奥貫 聡さんの司会進行によって会は進められました。
はじめに更科学園長に「自分の心に平和の砦を築く」というテーマで礼拝をしていただき、学園の近況報告をしていただきました。共生共学化後初めての1学期を終えた中等部・高等部が、どのように2学期を迎えているかなどをお話いただき、参加者は大きな関心を持ってお話を伺いました。
100周年記念募金委員会からは、今回初めて塙委員長とともに、委員の高張さんが参加され、販売されている記念品の説明をしてくださいました。販売されている記念品の中には、徳島県在住の卒業生、岡田まゆさん(J72)の家業である和菓子屋「岡萬本舗」で作られているお菓子があり、岡田さんご自身によって会場にお持ちいただき、参加者にお分けしました。お菓子の中には学園でできた柚子が使われているものもあります。学園の柚子が、スダチや柚子の名産地である徳島の老舗和菓子屋さんに認められる品質だったと伺い、嬉しい気持ちになりました。
会の後半は、参加者一人一人に近況を報告いただきました。中国、四国地方はエリアが広いため、現地に来られない方もいらっしゃいましたが、参加できなかった方のコメントが全員に配られるなど、細部に幹事の皆様の心遣いがうかがわれました。
また、奥貫前副委員長が幹事をされたことから、他地域に住む前年度本部委員の皆さんが多く参加され、にぎやかな会となりました。普段は交流の機会が少ない、他地域の会員と交流ができる貴重な機会となりました。
最後に「かかげよ旗を」を全員で歌い、お昼の会はお開きになりました。その後、松山城の見学会、夜のお食事会なども開かれました。今年7月中旬の豪雨により、松山城がある山で土砂崩れが起き、3人がなくなる痛ましい災害が起きましたが、現在はお城の見学や登城道の通行などは再開されているとのことでした。
お天気に恵まれて暑い一日でしたが、お食事会からお城の見学まで、初の四国開催を参加者が堪能できる充実した一日となりました。 来年は広島で開催されるとのことで、幹事のお仕事は瀬戸内海を渡って引き継がれることになります。
自由学園南沢会
2024年度 委員長 梶浦 泰子(J73)
十文字 太郎(D53)