2024年度10月那須農場支援活動

10月19日(土)〜20日(日)、秋、過ごしやすい時期の支援活動です。参加者は30人ほどでした。

今回の大きな仕事は、さつま芋掘り、デントコーン(飼料)のロールの運搬、米の保存棚の組立。それぞれチームになって働きます。

活動内容

<デントコーンの運搬>

牛の餌になるデントコーンは収穫後、450~500kgのロールにします。人が食べても美味しくないトウモロコシで、茎ごと収穫されたものです。

<さつま芋掘り>

小学生が主に担当してくれました。収穫後、蜜がまわって美味しくなるのは1カ月後で、お正月のきんとんにすると、最高の味とのこと。

11月23日、学園で行われる「JIYU1123」(100周年募金委員会主催)で販売します。ちなみに、農場の牛乳を使ったアイスクリームも販売予定。ぜひお求めください。

<お食事は

夕食は那須でとれた茄子に豚肉を合わせた中華風の炒めもの、3種の野菜のナムル、ピーマンの和えもの、きのこと油揚げのお味噌汁。小学生が「お手伝いしたい」と、茄子の乱切りをしてくれました。

4月に植えた苗の新米が食卓に。美味しかった!

2日目昼食は、鶏肉の味噌漬け焼き、茄子のおひたし、中華風サラダ、レタスと卵のスープです。春に収穫した筍でつくったメンマも登場。お料理上手の柏原聖子さんが、5月にとれた大きな筍(もう筍とは言わないくらいのサイズの)を茹でて、塩につけて発酵させたものです。

塩分濃度20%と30%、常温保存と冷蔵保存を試し、冷蔵保存が成功したそうです。乾燥させる前に塩抜きをしたものは、いくら水につけておいても戻らなかったとのこと、塩分って大事なのですね。

その他、差し入れ、日本酒(時高さん)、ワイン(大槻さん)、洋酒(深川さん)、お菓子(富田さん)、ありがとうございました。

<石出し>

デントコーンの収穫後の畑では、石出し作業を行いました。どこを掘ってもゴロゴロと大きな石が出てくる土地で、たいへんな力仕事です。

<米保存庫の作成>

棚を中学生の2人が組み立てました。

農場の動物たち>

最近、農場にきた山羊の寒太(かんた)のための小屋づくりも。

猫にも遊んでもらいました。

「牛追い」中。放牧地と牛舎を牛が行き来する際、「人がいる方には歩きたくない」という性質を利用して通せんぼをすると、行ってほしい方向に向かいます。とは言え、気まぐれな牛もいて、すんなりいきません。ふだんは2人の職員の方があちこち走り回りながらされているそうで、体力と根気のいるお仕事です。

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1日目午後は時折パラパラと大粒の雨が降り、暑いくらい!しかし「夏は忘れてくるように」との注意事項通り、翌朝にはぐっと冷え込んで、季節の変化を実感しました。

今回は小学生4人、中学生2人、幼稚園児1人も参加、さらに、学園からRO農法の実習の学生もいて、にぎやかな農場でした。

ほぼ毎月参加しているベテランの方々のようには働けなくても(なにしろ、そのために大型などの運転免許を取得したという人もいるほど)、初参加でも教わりながらお手伝いできることはたくさんあります。農場は卒業以来という方、12月はお餅つきもありますよ。

(J73 堀・記)

10月度行程

10月19日(土)

時間内容
8:00学園出発
13:00海山号、フリード号那須農場到着
13:00・デントコーンのロール運搬
・山羊小屋の仕上げ作業
・さつま芋掘り
19:00夕食
22:00就寝

10月20日(日)

時間内容
5:00・デントコーンの運搬
・牛舎作業
7:30朝食
8:30・石出し
・デントコーンの運搬
・牛舎作業
・さつま芋干し
・米保存庫の組み立て
12:45昼食
14:45海山号、フリード号出発
19:00自由学園到着、解散

11月の支援活動は、11月23日、24日に予定しています。ふるってご参加下さい。

なお、10月の活動の様子をGoogleフォトアルバムにまとめています。こちらからご覧ください。

企画・会員連携室  D53  塚本・須藤  J73  渡邊

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