2024年度11月那須農場支援活動
11月の那須農場支援活動は、南沢でのバザーのお手伝いと那須農場での活動の二班に分かれて活動しました。
那須農場の活動報告
那須の11月は農繁期も終わりほっと一息、色づいたイチョウがきれいでした。
参加人数は8名と少数精鋭でしたが、来年度の南沢会委員が日曜の午前中に作業を手伝ってくれました。ありがとうございます!
11月度行程表
11月23日(土)
時間 | 内容 |
8:00 | 学園出発 |
11:00 | 昼食、買い出し |
13:30 | ・牛舎の扉の補修 ・作業車両のメンテナンス ・牛舎作業の手伝い ・堆肥サイロの撹拌 ・薪割り |
19:00 | 夕食 |
22:00 | 就寝 |
11月24日(日)
時間 | 内容 |
5:00 | 牛舎作業 |
7:20 | 朝食 |
8:00 | ・牛舎の扉補修 ・堆肥サイロの撹拌 ・作業車両のメンテナンス ・牛舎作業 ・ピザ窯の設置 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 宿舎の掃除 |
14:00 | 海山号出発 |
18:30 | 自由学園到着、解散 |
活動内容
<牛舎の扉補修>
那須の冬は寒いです。この時期の搾乳牛舎には牛が寒くないよう扉を取り付けるのですが、歪んだレールを直してスムーズに開け閉めできるようにしたり、穴をベニヤ板で塞いだりしました。
<作業車両のメンテナンス>
大忙しだったデントコーンの収穫もやっと終わりました。農繁期が終わったら作業に使ったトラクターやホイールローダーなどの車両をメンテナンスします。洗車し、オイルを交換し、普通車のタイヤも冬用に交換しました。
<堆肥の入れ替え>
牛の排泄物や食べ残しで作る堆肥は、ただ積んでおくのではなく、撹拌して空気を入れてあげることで発酵して良い肥料になります。何しろ大量なのでローダーで行います。大変で手間のかかる作業です。
<薪割り>
12月の餅つきにむけて、米を蒸すための薪を割りました。もち米はお世話になっているご近所の農家さんがご厚意で用意して下さいました。
12月は毎年恒例の餅つきを行います!皆様、ぜひ来月の活動にご参加ください。
<ピザ窯の設置>
ご厚意で農場にお譲りいただいた石造りのピザ窯を、宿舎の前に設置しました。この作業を来年度の南沢会の委員にもお手伝いいただきました。ありがとうございます。
この窯でどんな美味しい料理ができるか楽しみです!
<食事>
今回、普段は料理をあまりしたことがない須藤が担当しました。
毎回参加者の中には誰かしら料理が得意な方がいて、その方にお任せしていたのですが、今回は参加者が少なかったこともあり、不慣れな須藤が担当することになりました。
メニューは夕食:寄せ鍋 朝食:ご飯と納豆、みそ汁、ゆで卵 昼食:チキンカレーでした。
皆さんにおいしく食べてもらえるか心配だったのですが、アドバイスと少々の失敗は笑って許してくれる温かいサポートもあり、なんとかこなすことができました。
料理初心者が食事当番になって、メニューに困っても、鍋なら肉と野菜を切って、土鍋に鍋の素を入れて煮れば大丈夫、というモデルケースを作れたのは良かったと思います。
差し入れとして三島久美子さんから日本酒とめんたいマヨネーズ、時高裕史さんより日本酒、室岡樹農場主任よりビールをいただきました。ありがとうございます。
<ヤギのカンタくん>
農場にヤギのカンタくんがやってきました!人懐っこくて元気な男の子でなで放題です。皆さんぜひ那須農場になでに行きましょう
(D53 須藤・記)
JIYU1123活動報告
那須農場で冬支度をしている一方で、南沢キャンパスではJIYU1123が開催されました。那須農場からはバザー班と称し、農場主任や運営委員会のメンバーが参加。南沢会からは委員をはじめ会員のご家族、いつも支援活動に来ている父母や卒業生のお子さんと15人前後で「那須農場ブース」を出店しました。
那須農場の牛乳で作るミルクアイスクリーム、今年の支援活動で苗を植えて収穫したサツマイモ(紅はるか)のとその焼き芋、無農薬の稲わらで作ったお正月飾り、会員有志作成の手作りハーブ石鹸を販売しました。また子供たちが楽しめる「リリアンで作る干支の巳」のワークショップも行いました。
天気が良く紅葉も綺麗な南沢には来場者が約4200人以上ととても多く、学園の生徒さんたちと混じっての出店でした。旧友の懐かしい顔や生徒さん父母の他、来客者の半数が一般の方々だったのではないかと思います。ご高齢の方のグループ、小さなお子さん連れの親子。おそらく他校の中高生(見た目では学園生かもう判断つかず…)と多様でした。私が生徒の時に体験した体操会や美術展の時とは、一味違った開かれた雰囲気でした。
私は終始「リリアンで作る干支の巳」ワークショップを担当しました。お客さんは、学園を初めて訪れる親子が半数を占める中、一見難しそうだけどやれば没頭するリリアン作業。4歳の子もコツを得て楽しんで可愛い巳を作りあげていました。
バザー班での那須農場の販売品目は、販売開始3時間後の13時に早々と売り切れ、閉場の15時までワークショップを続けました。売上の一部は畜魂碑の制作資金に当てられます。
撤収終了の16時過ぎ、農場主任とベテラン会員の方々が、那須農場担当の須藤くんの待つ支援活動班へ参加すべく、颯爽とトラックに乗り込んで農場へと向かっていきました。タフです。
2024年度の那須農場支援活動は残り3回。冬は澄んだ空気の中じっくりとした作業が多くなります。皆様奮ってご参加ください。お待ちしております。
(D53 塚本・記)
企画・会員連携室 D53 塚本・須藤 J73 渡邊